西川計測【7500】 スタンダード(内国株式)

制御・情報機器システム、計測器、理化学機器、産業機器の販売と、エンジニアリング、ソフトウェア製作、計装工事、保守サービスを提供。

西川計測【7500】 スタンダード(内国株式)

制御・情報機器システム、計測器、理化学機器、産業機器の販売と、エンジニアリング、ソフトウェア製作、計装工事、保守サービスを提供。

事業内容

西川計測は、幅広い事業セグメントを持つ企業で、主に制御・情報機器システム、計測器、理化学機器、産業機器などの商品販売と、これらに伴うエンジニアリング、ソフトウェア製作、計装工事、保守サービスを提供しています。同社は横河電機株式会社、横河ソリューションサービス株式会社、アジレント・テクノロジー株式会社の代理店として、これらの企業から主要商品を仕入れており、特にシステム販売分野では、機械設備や計装工事をエンジニアリング・工事会社に発注し、製作・施工しています。

制御・情報機器システムセグメントでは、プロセスオートメーション(PA)およびファクトリーオートメーション(FA)の制御用コンピュータやコンピュータシステム、温度計、流量計などの検出機器、調節計、シーケンサーなどの制御機器を取り扱っています。また、エンジニアリング、ソフトウェア製作、計装工事、保守サービスも提供しています。

計測器セグメントでは、各種電気測定器(電流計、電圧計、電力測定器、記録計等)、オシロスコープ、通信測定器、計測システムなどを提供しています。

理化学機器セグメントでは、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフなどの有機化学分析装置、ICP質量分析装置などの無機分析装置、分析データ用ソフトウェア製作などを手がけています。

産業機器・その他のセグメントでは、環境試験装置、油圧機器、空圧機器、産業ロボット、恒温槽、受託計測など、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。

これらの事業内容を通じて、西川計測は産業界における多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、技術的な支援を行っています。

経営方針

西川計測は、計測・制御・理化学のエンジニアリングを基盤とし、幅広い産業分野に貢献している企業です。同社は、企業理念「みんなでよくなろう」のもと、顧客、取引先、株主、社員の利益向上を目指しています。法令遵守、企業倫理に則った経営を通じて、社会的責任を果たすことを重視しています。

経営環境の変化に対応し、設備投資需要の取り込みとエンジニアリング商社としての課題解決能力の最大化を図ることで、成長基盤の確立を目指しています。また、「自己資本比率50%以上」「自己資本当期純利益率(ROE)10%以上」を経営指標として掲げています。

2022年度から2025年度までの新中期経営計画「Strong & Expanding 2025(SE2025)」では、企業価値・株主価値の向上を目標に、既存ビジネスの深耕・成長ビジネスの拡大、R&Dビジネスのソリューション付加の加速、DX、IoT、AIの独自付加価値提供、経営基盤の強化を基本戦略としています。

特に、社会インフラや環境問題への取り組みを基幹ビジネスと位置づけ、顧客ニーズに応えた製品・ソフトウェア開発による新市場の開拓に注力しています。これらの戦略を着実に推進することが、西川計測の課題であり、ライフラインビジネスやIA顧客へのソリューション提供、理化学ビジネスとの融合によるビジネス拡大、デジタルマーケティングの強化、DX推進などを通じて、事業の拡大を図っています。