事業内容
キムラグループは、キムラ及びその子会社3社で構成されており、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。キムラ自体は、住宅用資材やビル用資材の販売を手掛ける卸売事業と不動産事業を行っています。これには住宅金物、住宅資材、住宅機器、エクステリア、機械工具、仮設資材、ビル用サッシなどが含まれます。
子会社のジョイフルエーケーは、北海道内で最大規模のホームセンター4店舗、ペット専門店4店舗、資材専門店1店舗を運営し、DIY用品、家庭用品、ペット用品、レジャー用品、建築資材、園芸用品、インテリア、農業用資材などの小売事業と不動産事業を展開しています。
キムラリースは、建築足場のレンタルを主な事業としており、足場レンタル事業を通じて建設業界をサポートしています。
東洋ガラス工業は、サッシ・ガラス・建具等の施工事業を行っており、建築物の質を高めるサービスを提供しています。
これらの事業セグメントは、キムラグループの多角的なビジネスモデルを形成し、住宅や建築市場における幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。不動産事業では、賃貸及び販売を行い、キムラとジョイフルエーケーがこのセグメントに関与しています。これらの事業活動を通じて、キムラグループは様々な顧客層に対して総合的なソリューションを提供しています。
経営方針
キムラグループは、社会貢献、企業の永続、社員の幸せを企業理念に掲げ、三位一体経営を基本としています。同社は、人と環境に優しい住まい方の創造と提案を企業コンセプトに、安定した財務体質の維持に注力しています。グループ会社間での機能発揮による総合力の強化と経営効率化を進めています。
成長戦略として、新商品開発と販売促進に力を入れており、特に北海道を基盤としながら本州での事業展開を推進しています。換気関連商品の販売強化に努めることで、住宅市場での地位を確立しようとしています。また、小売事業では、お客様満足度向上を最大のテーマとし、品揃えと価格の優位性を追求しています。特色あるイベントの実施により、消費の掘り起こしとファンづくりの拡大を目指しています。
グループ戦略の強化も重要な柱であり、サッシ・ガラス施工事業や足場レンタル事業など、関連会社との連携を深めることで、シナジー効果の高め、収益基盤の拡大を図っています。企業価値の向上には収益性の重視と財務基盤の安定が不可欠であり、売上総利益を意識した営業活動と自己資本の充実に努めています。
経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響や資材価格の高騰が挙げられますが、これらに対応するため、卸売事業では換気に特化した製品の販売拡大を、小売事業ではお客様満足度向上への接遇改善や適正価格による販売戦略を推進しています。これらの戦略を通じて、キムラグループは持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。