事業内容
パリミキホールディングス及びそのグループ企業は、眼鏡小売を主軸とした多岐にわたる事業を展開しています。国内外における眼鏡小売業を核とし、㈱パリミキや㈱金鳳堂などを通じて、国内での眼鏡小売業等を手掛けています。また、眼鏡フレームの製造・修理等に関しては、㈱クリエイトスリー・㈱オプトメイク福井が担当しています。
さらに、同社グループは建設関連事業や医療関連事業、サービス関連事業なども展開しており、㈱グレートが総合建設業・内装仕上業や店舗設計・施工を、㈱メディシェアードが医療関連業務のサポートを、㈱ルネットが投資事業や健康関連事業をそれぞれ手がけています。
海外では、MIKI, INC.やPARIS MIKI AUSTRALIA PTY. LTD.など、複数の連結子会社を通じて各国・各地域で眼鏡小売業を展開。また、HATTORI & DREAM PARTNERS LTD.を通じて海外での眼科診療施設運営も行っています。
このように、パリミキホールディングスグループは、眼鏡小売を中心に、製造、建設、医療、サービスなど幅広い分野で事業を展開し、国内外で多角的なビジネスを推進しています。
経営方針
パリミキホールディングスは、顧客中心の経営理念を掲げ、個々の顧客に合わせた提案を重視する成長戦略を推進しています。同社は、顧客との長期的な関係構築を目指し、店舗や商品の画一化を避け、顧客一人ひとりの生活シーンに合わせた提案を行うことで、繰り返しの来店を促し、新たな顧客獲得へと繋げています。また、不採算店舗の整理統合を進めることで、一店舗当たりの売上高の増加と収益性の改善を図り、2030年度には営業利益率10%以上を目指しています。
新型コロナウイルス感染症や世界的な政情不安に対する対応として、社員のレベルアップや商品価格の適正化、店舗の出店や改装コストの抑制に努めています。また、インバウンド需要の回復やデジタルマーケティングの強化、オリジナル会員制「オペラクラブ」の設立など、新たな顧客層の開拓にも注力しています。
パリミキホールディングスは、眼鏡事業を主軸に、関連する事業への拡大や新たな分野へのチャレンジを進めています。店舗戦略では、不採算店舗の見直しや店舗改装を通じて、顧客との深い関係構築を目指しています。商品戦略では、機能性やデザイン性に優れた商品の開発や、品質とサービスの向上に努めています。海外戦略では、東南アジアを中心に将来性のある地域への新たな投資を計画しており、医療(眼科)ビジネスとの協業も視野に入れています。
これらの戦略を通じて、パリミキホールディングスは、顧客の「トキメキ」と「あんしん」を提供する企業へと進化し、中長期的な成長を目指しています。