コンドーテック【7438】 プライム(内国株式)

金物小売、土木・建築資材、機械装置の製造・販売、鉄骨加工業者向け建築関連資材の製造・販売、電設資材の仕入販売、足場架払工事及び仮設足場機材の仕入販売・レンタルを手がける。

コンドーテック【7438】 プライム(内国株式)

金物小売、土木・建築資材、機械装置の製造・販売、鉄骨加工業者向け建築関連資材の製造・販売、電設資材の仕入販売、足場架払工事及び仮設足場機材の仕入販売・レンタルを手がける。

事業内容

コンドーテックとそのグループ会社は、産業資材、鉄構資材、電設資材、足場工事の4つの主要事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、同社の事業の柱として機能しており、それぞれが特定の市場ニーズに応える製品やサービスを提供しています。

産業資材セグメントでは、金物小売業を中心に、土木・建築資材や機械装置の製造・仕入れ・販売を行っています。このセグメントには、コンドーテック自身のほか、KONDOTEC INTERNATIONAL(THAILAND)Co.,Ltd.、中央技研株式会社、栗山アルミ株式会社が含まれます。

鉄構資材セグメントは、全国の鉄骨加工業者を対象に、建築関連資材の製造・仕入れ・販売を手掛けており、このセグメントはコンドーテックが主に担当しています。

電設資材セグメントでは、家屋、ビル、施設、工場などの建設に携わる電気工事業者や家電小物売店向けに、電設資材の仕入れ・販売を行っています。このセグメントには三和電材株式会社が主要な会社として位置づけられています。

足場工事セグメントは、工務店や中堅ゼネコン向けに、足場架払工事及び仮設足場機材の仕入れ・販売・レンタルを提供しています。このセグメントには日本足場ホールディングス株式会社、テックビルド株式会社、東海ステップ株式会社、株式会社フコクが含まれます。

これらの事業セグメントを通じて、コンドーテックグループは幅広い建設関連のニーズに対応し、多様な製品とサービスを提供しています。

経営方針

コンドーテックとそのグループ会社は、顧客重視の立場から、多様な業界に向けて製品を提供し、社会インフラの充実を通じた豊かな社会づくりに貢献する「提案型企業」を目指しています。同社は、資本効率の向上と自己資本当期純利益率(ROE)10%以上を目標に掲げ、M&Aや戦略投資を含む積極的な事業投資を通じて収益力の向上に努めています。

中期経営戦略として、コンドーテックは、既存の強みを活かしつつ、経営基盤の強化と成長戦略の推進により、持続的な成長と長期的な企業価値の向上を目指しています。具体的には、オーガニック成長による既存事業の収益力向上、周辺強化による新規事業領域への進出、デジタル化への対応、海外市場への展開、そしてM&A戦略を通じた成長加速が挙げられます。

これらの戦略は、仕入の強み、売り方の強み、供給先の多様性といった同社の既存の強みをさらに強化し、新規販売先の開拓や新商材の提供、販売ルートの開拓などを通じて実現されます。また、事業ポートフォリオの経営による成長性と収益性の達成、製品技術力の強化、人的資本への投資など、長期的な企業価値向上に向けた取り組みも進められています。

経営環境の変化に対応しながら、コンドーテックは、事業環境の変化に柔軟に対応し、持続可能な成長を目指しています。そのために、既存事業の強化と新たな成長領域への進出をバランス良く進め、企業価値の最大化を図っています。