パーソルホールディングス【2181】 プライム(内国株式)

人材派遣サービス「パーソルスタッフィング」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発などの多様なサービスを提供し、人とテクノロジーの融合による次世代のイノベーション開発や海外事業の拡大にも取り組む。

パーソルホールディングス【2181】 プライム(内国株式)

人材派遣サービス「パーソルスタッフィング」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発などの多様なサービスを提供し、人とテクノロジーの融合による次世代のイノベーション開発や海外事業の拡大にも取り組む。

事業内容

パーソルホールディングスは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、人材派遣サービス、転職サービス、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを提供している企業グループです。

同社は、Staffing SBU、Career SBU、Professional Outsourcing SBU、Solution SBU、Asia Pacific SBUの5つのセグメントで事業を展開しています。

Staffing SBUでは、日本国内で事務領域を中心に幅広い業種に対応した人材派遣事業と受託請負のBPO事業を行っています。Career SBUでは、「doda」ブランドを主体とした正社員の経験者採用活動を支援する人材紹介事業と求人広告事業を展開しています。

Professional Outsourcing SBUでは、IT・エンジニアリング等の専門家・技術者集団として、技術革新を支える製造・開発受託請負事業や人材派遣事業を行っています。Solution SBUでは、採用支援サービスやデジタルソリューションサービスの提供、新規事業の創出に取り組んでいます。

Asia Pacific SBUでは、「Programmed」ブランドで豪州を中心にスタッフ派遣や施設管理などのサービスを提供しているほか、「PERSOLKELLY」ブランドでアジア地域において人材派遣、人材紹介、業務委託などのサービスを展開しています。

このように、パーソルホールディングスは人材サービスを中心に、多様な事業セグメントを持ち、国内外で幅広いサービスを提供する企業グループです。

特集記事

経営方針

パーソルホールディングスは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、人材サービスを中心に多様な事業を展開する企業グループです。

同社は、中期経営計画「グループ中期経営計画2026」において、事業の位置づけ、強化すべき競争優位性、事業成長のエンジンを明確にしています。

事業の位置づけでは、Staffing SBUを「グループの屋台骨」と位置づけつつ、Career SBU、BPO SBU、Technology SBUを「利益成長の柱」と位置づけています。また、Asia Pacific SBUは収益性改善に取り組み、将来の飛躍に向けた基盤強化を行います。さらに、R&D Function Unitを設立し、将来に向けた新規事業の探索・創造にも取り組みます。

強化すべき競争優位性としては、「人を集めるチカラ」「人と組織を結ぶチカラ」「業務をデザインするチカラ」を継続強化することを掲げています。

事業成長のエンジンとして、「人的資本」「テクノロジー」「ラーニング」の3つの取り組みを推進し、事業成長を加速させる方針です。

また、同社は財務戦略においても、成長と資本効率を重視し、調整後EBITDAの成長目標、ROIC・ROEの向上、健全な財務基盤の維持などの財務KPIを設定しています。さらに、株主還元についても、配当性向を調整後EPSの約50%とする方針を打ち出しています。

以上のように、パーソルホールディングスは、人材サービスを中核に据えつつ、多様な事業展開と財務戦略の両面から、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。