初穂商事【7425】 スタンダード(内国株式)

初穂商事株式会社は、内装建材事業で軽量鋼製下地材や石膏ボードを販売し、エクステリア事業でカーポートやフェンスを提供する企業。

初穂商事【7425】 スタンダード(内国株式)

初穂商事株式会社は、内装建材事業で軽量鋼製下地材や石膏ボードを販売し、エクステリア事業でカーポートやフェンスを提供する企業。

事業内容

初穂商事は、内装建材事業、エクステリア事業、住環境関連事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、同社とその連結子会社である株式会社アイシンおよびアイエスライン株式会社によって運営されています。

内装建材事業では、初穂商事が主に天井仕上げ工事や間仕切り工事を行う内装仕上げ工事業者向けに、軽量鋼製下地材や石膏ボードなどの内装工事用資材を販売しています。これにより、建設現場での効率的な施工をサポートしています。

エクステリア事業は、株式会社アイシンが担当し、ハウスメーカーや外構工事業者向けにカーポート、物置、フェンス、石材などのエクステリア商品を提供しています。また、関西エリアのエクステリア商品の輸送は、アイシンの子会社であるアイエスライン株式会社が行っています。

住環境関連事業では、初穂商事が住宅や環境に関わる商品を提供しています。具体的には、屋根工事や外装板金工事向けにカラー鉄板や太陽光発電屋根、建築金物、溶接金網、鉄線などを卸業者やメーカーに販売しています。これにより、建設業界の多様なニーズに応えています。

経営方針

初穂商事は、内装建材、エクステリア、住環境関連の3つの事業を柱に、多角的な成長を目指しています。特に建設資材商社としての地位を強化し、2027年までに連結売上高400億円を目標としています。これにより、持続的な成長を実現し、100年企業を目指しています。

内装建材事業では、首都圏と大阪都市圏での新拠点開設を進め、地方都市では効率的な資本投下を図ります。商品多様化を通じて市場占有率を高める戦略を採用しています。エクステリア事業では、スケールメリットを追求し、未出店エリアへの展開を進めています。

住環境関連事業では、組織再編を通じて事業内の連携を強化し、既存顧客への販売拡大を図ります。防災・環境商材の開発や非住宅向け工事の展開も進めています。これらの戦略を支えるため、グループシナジーの最大化や人材育成、ガバナンスの向上に注力しています。

初穂商事は、ROE8%超の維持を目指し、収益性と成長の両立を図ります。最適な資本構成を維持し、配当政策を明確化することで、株主価値の向上を目指しています。また、株式の流動性向上やIR活動の強化を通じて、投資家からの信頼を得ることを重視しています。