事業内容
ミクニ株式会社とそのグループ企業は、自動車関連品事業、生活機器関連品事業、航空機部品輸入販売事業、芝管理機械等販売事業、およびその他事業を展開しています。自動車関連品事業では、燃料噴射関連品、気化器類、補器類、ポンプ類などの製造・販売を行っており、スロットルボデー、ディスチャージポンプ、センサ類、二輪車用気化器、汎用気化器、気化器部品類、ダイカスト製品類、樹脂インテークマニホールド、セカンドエアバルブ、可変バルブタイミングシステム、アクティブペダル、オイルポンプ、バキュームポンプ、ウォーターポンプ、樹脂燃料ポンプ、燃料ポンプ、電動オイルポンプ、電動バキュームポンプ、電制排気バルブ、冷却水制御バルブなどを提供しています。
生活機器関連品事業では、ガス制御機器類の製造・販売を行っており、ガス用立ち消え安全装置、電磁弁、ガス用電動開閉弁、ガス用流量制御弁などが主要製品です。航空機部品輸入販売事業では、航空宇宙用機器・部品・附属品、地上設備、電装部品の輸入販売を手掛けています。
芝管理機械等販売事業では、ゴルフ場向け芝刈機、芝管理機械、ゴルフカート、散水関連資材の販売を行っています。その他事業としては、暖房機器類、加湿器類、福祉介護機器類の製造・販売、不動産賃貸業などがあり、バス・建設機械・小型温気用ヒータ、業務用エアコンの加湿器、携帯用加湿器、空気洗浄機、介護・福祉機器、身障者用運転補助装置他関連製品、介護者用車椅子リフト他関連製品、教習車用補助ブレーキ他関連製品、不動産管理等を提供しています。
経営方針
ミクニ株式会社は、自動車関連品、生活機器関連品、航空機部品輸入販売、芝管理機械販売、およびその他事業を展開する多角的な企業です。同社は、豊かな社会づくりに貢献することを企業理念とし、お客様第一の経営、安全と環境に配慮した品質第一のものづくり、生きがいのある企業を目指す経営など、多岐にわたる経営方針を掲げています。
経営環境の変化に対応するため、ミクニはモビリティに対する需要の長期的な変化を前提に、開発プロジェクトを推進し、生産性の向上と変化に対応できる体制の構築に努めています。また、持続可能な高収益企業を目指し、安全、品質、健康、教育、コンプライアンスを活動の礎としています。
中期経営計画「VISION 2023 Final STAGE」では、気候変動とデジタル化への取り組みを強化し、2050年カーボンニュートラルを目標に活動しています。これには、2030年までに温室効果ガスを2016年比50%削減する取り組みや、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、従業員エンゲージメントの向上などが含まれます。
ミクニは、コスト上昇への対応、長期的な開発戦略に基づく製品開発の効率化、グローバル市場における存在価値向上を目指した顧客戦略と生産戦略、競争力と自己変革力の強化を目指したDX、人的資本経営の推進など、幅広い戦略を実行しています。これらの取り組みを通じて、ミクニは経営環境の変化に対応し、持続可能な成長を目指しています。