事業内容
デイトナは、二輪車部品・用品を中心に事業を展開している企業です。デイトナとその連結子会社であるダートフリークは、国内外で二輪車部品・用品の企画・開発および卸販売を行っています。特に、北米や欧州への輸出も手がけています。
アジア地域では、インドネシアのPT. DAYTONA AZIAとフィリピンのDAYTONA Motorcycles Philippinesが、現地での二輪車部品・用品の企画・開発および卸販売を担当しています。これにより、アジア市場でのプレゼンスを強化しています。
小売事業では、ライダーズ・サポート・カンパニーが千葉県と埼玉県で二輪車部品・用品の販売を行っています。また、アップガレージのフランチャイジーとして中古部品の販売も行っています。ダートフリークはオフロードバイク用部品の小売と通販を展開しています。
その他の事業として、デイトナは太陽光発電による売電事業やリユース販売事業も行っています。これにより、環境に配慮した持続可能なビジネスモデルを追求しています。
経営方針
デイトナは、二輪車部品・用品を中心に事業を展開し、顧客満足を追求する独創的な商品提供を経営理念としています。社員の成長を通じて企業価値を高め、法令遵守を重視しながら、社会に貢献する企業を目指しています。
同社は、ワークライフバランスの変化やアウトドア志向の高まりを背景に、二輪車市場の拡大を成長の機会と捉えています。中期経営計画では、年度ごとの環境変化を分析し、ローリング方式で計画を策定。2024年度から2026年度にかけて、安定した需要期においても新たな成長を追求しています。
デイトナは、趣味性の高い市場において多様なニーズに応えるため、多品種小ロットの商品提供を実現。新商品の投入を重視し、営業利益率10%以上を目標に掲げ、自己資本利益率の向上にも努めています。バイク文化の創造企業として、世界のライダーに支持されるブランドを目指しています。
同社は、エネルギー価格や原材料価格の高騰といった課題に対処しつつ、新商品開発や新規チャネルの開拓を進めています。海外市場では、インドネシアやフィリピンでの事業拡大を図り、国内市場では商品力とブランド力の強化を推進しています。
新規事業投資にも積極的で、特機事業やリユース事業の強化、M&Aによる新たな事業への参入を進めています。持続可能な社会の実現に向け、ESGやサステナビリティへの取り組みを強化し、企業価値の向上を図っています。