FPG【7148】 プライム(内国株式)

FPG Corporation operates leasing, real estate, and investment businesses globally.

FPG【7148】 プライム(内国株式)

FPG Corporation operates leasing, real estate, and investment businesses globally.

事業内容

FPGは、リースファンド事業を中心に多様な事業を展開しています。リースファンド事業では、オペレーティング・リースを組成し、投資家に匿名組合出資持分や信託受益権を販売することで収益を得ています。主に航空機や船舶、海上輸送用コンテナを対象としています。

国内不動産ファンド事業では、FPG信託の信託機能を活用し、不動産小口化商品を提供しています。FPGが取得した不動産を信託し、その信託受益権を投資家に譲渡することで、投資家に不動産からの損益を帰属させる仕組みです。

海外不動産ファンド事業では、海外不動産を対象とした集団投資事業案件を提供しています。任意組合を組成し、投資家に出資持分を販売することで手数料収益を得ています。これにより、海外不動産の賃貸事業に投資する機会を提供しています。

FPGは、M&A事業やプライベートエクイティ事業も手がけています。M&A事業では、顧客の事業売却に関するアドバイザリー契約を通じて手数料を得ており、プライベートエクイティ事業では、投資先企業の株式やファンド持分を売却して収益を上げることを目指しています。

信託事業では、顧客との信託契約に基づき、信託財産の運用・管理を行い、手数料を得ています。証券事業では、リース事業や海外不動産投資案件に関連する金融商品の引受けや運用指図を行い、収益を得ています。

航空事業では、プライベートジェットを用いた富裕層向けのサービスを提供しています。また、共同保有プラットフォーム事業では、アート作品やスーパーカーなどの実物資産の共同保有サービスを展開しています。

経営方針

FPGは、企業理念「金融で未来を拓く」のもと、成長戦略を推進しています。リースファンド事業を第1の柱とし、国内不動産ファンド事業を第2の柱として拡大。さらに、海外不動産ファンド事業を第3の柱として立ち上げ、収益構造の多角化を図っています。

FPGは、リースファンド事業で過去最高の出資金販売額を達成し、国内不動産ファンド事業でも不動産商品販売額を大幅に更新しました。これにより、連結売上高と利益が過去最高を記録し、企業価値の向上を実現しています。

中長期的な経営戦略として、FPGはリースファンド・不動産ファンド分野でのリーディングカンパニーとしての地位を維持し、SDGsへの取り組みを進めています。また、第4の柱の構築を目指し、さらなる成長を追求しています。

FPGの成長戦略には、人員増強と育成、IT化の推進、新たな商品・サービスの創出が含まれます。これにより、事業領域の拡大を図り、持続可能な成長を目指しています。株主還元方針として、連結配当性向50%を目安にしています。

FPGは、最適な事業ポートフォリオの構築と社会への貢献を重視しています。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを強化し、企業価値のさらなる向上を図っています。