アズビル【6845】 プライム(内国株式)

ビルディングオートメーション、アドバンスオートメーション、ライフオートメーションの三事業を展開、ビルや工場の自動化システム、セキュリティ、省エネソリューション、計測・制御技術を提供。

アズビル【6845】 プライム(内国株式)

ビルディングオートメーション、アドバンスオートメーション、ライフオートメーションの三事業を展開、ビルや工場の自動化システム、セキュリティ、省エネソリューション、計測・制御技術を提供。

事業内容

アズビルグループは、自社および子会社55社、関連会社2社から成る企業体で、建物市場、工業市場、ライフラインや生活に密着した市場において、それぞれビルディングオートメーション(BA)、アドバンスオートメーション(AA)、ライフオートメーション(LA)事業を展開しています。

BA事業では、ビルディングオートメーションシステムやセキュリティシステム、各種センサーなどの開発、製造から、計装設計、販売、エンジニアリング、サービス、省エネソリューション、設備の運営管理までを一貫して提供しています。これにより、快適で効率的な執務・生産空間の創造と環境負荷の低減に貢献しています。

AA事業では、石油、化学、鉄鋼、紙パルプなどの素材産業や、自動車、電気・電子、半導体、食品などの加工・組立産業に対し、装置や設備の最適運用を支援する製品やソリューション、計装・エンジニアリング、保守サービスを提供しています。これにより、安全で人の能力を発揮できる生産現場の実現と新たな価値の創造を目指しています。

LA事業では、ガス・水道などのライフライン、生活の場、ライフサイエンス研究、製薬・医療分野へ、計測・制御・計量の技術を提供しています。これにより、人々の活き活きとした暮らしに貢献しています。

また、アズビルグループは保険代理業などのその他の事業も手がけており、多岐にわたる分野で事業を展開しています。これらの事業を通じて、アズビルグループは「人を中心としたオートメーション」を追求し、人々の安心、快適、達成感と地球環境への貢献を目指しています。

経営方針

アズビルグループは、持続可能な社会への貢献と企業価値の持続的な向上を目指し、中長期的な発展戦略を推進しています。同社は、「人を中心としたオートメーション」をグループ理念に掲げ、技術・製品を基盤としたソリューション展開、グローバル展開、そして「学習する企業体」を目指すことを基本方針としています。具体的には、ビルディングオートメーション(BA)、アドバンスオートメーション(AA)、ライフオートメーション(LA)の3事業を核に、計測と制御の技術を活用し、顧客ニーズや社会課題の解決に貢献しています。

同社は、2030年度に向けた長期目標を設定し、段階的に中期経営計画を立案。これにより、世界トップクラスの企業集団を目指しています。経営戦略としては、オートメーションに焦点を当て、複合的な事業ポートフォリオの構築、顧客開拓、シナジーによる事業領域の拡大に取り組んでいます。また、IoTやAIなどの新技術を活用し、商品と顧客現場の連携によるソリューション提案力の向上を図っています。

SDGsを経営の重要な道標と位置付け、「環境・エネルギー」と「新オートメーション」を事業として取り組む領域としています。さらに、サプライチェーンや社会的責任、健幸経営、学習する企業体を企業活動全体で取り組む領域として定め、様々な取り組みを進めています。

2023年度には、「新オートメーション事業」、「環境・エネルギー事業」、「ライフサイクル型事業」の3つの成長事業領域に注力し、新たな課題解決策の提供を通じて、BA、AA、LAの3事業での成長を目指しています。これらの取り組みを通じて、アズビルグループは持続可能な社会への「直列」に繋がる貢献と、企業価値の向上を目指しています。