新コスモス電機【6824】 スタンダード(内国株式)

ガスセンサの研究開発・製造、ガス警報器・検知器の開発・製造・販売及びメンテナンスを手がける。

新コスモス電機【6824】 スタンダード(内国株式)

ガスセンサの研究開発・製造、ガス警報器・検知器の開発・製造・販売及びメンテナンスを手がける。

事業内容

新コスモス電機とそのグループ企業は、ガスセンサーの研究開発、製造、販売、ガス警報器・検知器の商品開発、製造、販売、およびメンテナンスを主な事業内容としています。同社グループは、新コスモス電機を含む子会社12社(うち2社は非連結子会社)と関連会社3社(うち1社は持分法非適用関連会社)で構成されており、ガス警報器事業を単一のセグメントとして運営しています。

ガスセンサーの研究開発と製造、ガス警報器・検知器の商品開発は、新コスモス電機とフィガロ技研株式会社が中心となって行っています。これらの企業は、生産管理、品質管理、販売の中枢も担っています。製造面では、イスズ電機株式会社が組立及び検査の中心を担い、中国では新考思莫施電子(上海)有限公司、新考思莫施智能装備(遼寧)有限公司、天津費加羅電子有限公司、欧州ではNew Cosmos-BIE B.V.が製造業務を行っています。

販売に関しては、Figaro USA, Inc.、費加羅傳感科技(上海)有限公司、New Cosmos USA, Inc.を通じて海外展開を図り、国内では一部地域を新潟コスモス株式会社が担当しています。メンテナンスは、新コスモス電機メンテナンス株式会社、コスモスサービス株式会社、新考思莫施電子(上海)有限公司、NEW COSMOS ELECTRIC KOREA CO., LTD.、New Cosmos-BIE B.V.がそれぞれ受け持っています。

このように、新コスモス電機グループは、ガスセンサーとガス警報器・検知器の研究開発から製造、販売、メンテナンスに至るまで、一貫したサービスを提供しています。

経営方針

新コスモス電機とそのグループ企業は、センシング技術とサービスを通じて、世界中の安全・安心・快適な環境創りに挑戦しています。同社は、防災・安全に加え、環境、ヘルスケア、省エネ関連などの分野へ活動領域を拡大し、家庭用から工業用までカバーするガス警報器・ガスセンサの総合メーカーとして事業の発展を目指しています。

新コスモス電機の成長戦略は、製品開発、海外事業の強化、センサ技術の研究開発、営業・サービス体制の充実、経営の効率化、原価の低減、そしてコンプライアンスの徹底に焦点を当てています。特に、お客様視点に立った製品開発に力を入れ、時代と共に変化するニーズに対応した高機能、高付加価値製品の開発に努めています。また、グローバル展開を推進し、北米、中国、東南アジアなどでの販売強化や競争力のあるセンサの拡販を行っています。

センサ技術の研究開発においては、MEMS技術を活用したガスセンサの展開と新センサの開発に取り組み、グループ間の協業を深めています。営業・サービス体制の充実により、お客様満足度の向上を目指し、経営の効率化と原価の低減を通じて収益体制を強化しています。

さらに、コンプライアンスの徹底を掲げ、法令や社会規範を遵守することで、高い評価と信頼を獲得しています。未来への挑戦、人的資源の成長、ステークホルダーの尊重とコミュニケーションの充実にも積極的に取り組み、カーボンニュートラルへの対応やSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献すると共に、企業価値の向上を目指しています。