メイコー【6787】 プライム(内国株式)

電子回路基板の設計、製造販売と付随業務を手掛ける電子関連事業を展開。

メイコー【6787】 プライム(内国株式)

電子回路基板の設計、製造販売と付随業務を手掛ける電子関連事業を展開。

事業内容

メイコーとそのグループ企業は、メイコーを含む連結子会社13社、非連結子会社10社、および関連会社1社で構成されています。このグループは、電子回路基板の設計、製造販売及びこれに付随する業務を主な事業として展開しています。その他の事業については、重要性が低いため詳細は省略されています。

メイコーのグループには、国内外に多岐にわたる子会社が存在します。非連結子会社には、Meiko Electronics Europe GmbH、Meiko Schweizer Electronics Hong Kong Co., Limited、広州名澤科技有限公司、Meiko Trading & Engineering Co., Ltd.、シアック株式会社、Meiko Electronics(Thailand)Co., Ltd.、Meiko Electronics India Pvt. Ltd.、Meiko Automation Joint Stock Company、Meiko Electronics Quang Minh Co., Ltd.、Meiko Longcheer Electronics Vietnam Co., Ltd.が含まれます。また、関連会社として株式会社MeiLinkがあります。

これらの企業群を通じて、メイコーはグローバルな規模で電子回路基板関連の事業を展開しており、設計から製造、販売に至るまでの一連のサービスを提供しています。その事業範囲は、電子機器の基盤となる重要な部分を担っており、多くの産業分野においてその技術が活用されています。

経営方針

メイコーとそのグループ企業は、電子回路基板の設計、製造、販売を主軸に事業を展開しています。同社は、「モノづくりを通してお客様に最高の製品とサービスを提供し、社員と社会に幸福を」という経営理念のもと、企業価値の向上と持続的成長を目指しています。経営環境の変化に対応し、デジタル技術の展開や地球温暖化防止への取り組みを加速する必要性に応えています。

メイコーは、2027年3月期を目標年とする中期経営計画を策定し、最先端の電子回路基板を大量かつ安定的に供給することを目指しています。この計画の下、新工場建設や新ラインの導入を進め、車載向け基板や半導体パッケージ基板分野への参入を図っています。特に、天童工場の建設や石巻第2工場、ベトナム第3工場における生産ラインの新設が進行中です。

また、EMS事業においては、車載関連案件の強化とメイコーエンベデッドプロダクツによる受託開発事業の拡大を通じ、グローバルでのワンストップサービスへのニーズに対応しています。収益性の向上と持続的な競争力維持のため、工場や製造工程のスマート化、自動化を推進し、歩留まりの改善に努めています。

環境面では、脱炭素社会実現に向けた省エネ活動や太陽光発電設備の増設、リサイクルの推進を行っています。財務上の目標としては、売上高営業利益率11%、自己資本比率50%、自己資本利益率(ROE)17%を設定しています。

メイコーは、顧客のニーズに応える製品開発と生産性改善を推進し、経営基盤を強化することで、成長を続ける企業を目指しています。さらに、ESGへの取り組みを通じて、社会への貢献と事業展開するコミュニティへの貢献活動にも積極的に取り組んでいます。