アルチザネットワークス【6778】 スタンダード(内国株式)

通信計測機やプロトコル・シミュレータの開発・販売、テストサービス、ソフトウェア開発、ネットワーク監視装置「パケットキャプチャ」、ネットワークセキュリティ製品の提供。

アルチザネットワークス【6778】 スタンダード(内国株式)

通信計測機やプロトコル・シミュレータの開発・販売、テストサービス、ソフトウェア開発、ネットワーク監視装置「パケットキャプチャ」、ネットワークセキュリティ製品の提供。

事業内容

アルチザネットワークスとその子会社2社、阿基捷(上海)軟件開発有限公司および株式会社シー・ツー・エムは、通信計測機器の開発・販売及びテストサービスを中心に事業を展開しています。同社グループは、主に2つの事業セグメントに分かれています。

第一のセグメントは、モバイルネットワークソリューションです。この分野では、「プロトコル・シミュレータ」と呼ばれる通信計測機器や保守管理機器の開発・販売、テストサービスを提供しています。これらの製品やサービスは、通信インフラ機器の信頼性や開発効率の向上を目的として使用されています。また、子会社はソフトウェア開発、製品の保守・サービス、情報通信システムやネットワークの保守・運用・監視サービスを手掛けています。

第二のセグメントは、IPネットワークソリューションです。固定通信分野において、「パケットキャプチャ」と呼ばれるネットワーク監視装置やネットワークセキュリティに関連する製品の開発・販売、商材開拓を行っています。これらの製品は、通信ネットワークの品質や信頼性の向上に貢献しています。

アルチザネットワークスグループは、これらの事業を通じて、通信インフラの発展に貢献しています。

経営方針

アルチザネットワークスは、通信インフラの品質向上に貢献することを目指し、『次世代通信インフラを実現するエキスパート集団』として位置づけています。同社は、全社員の成長と幸福を追求し、社会の進歩発展に貢献することを経営理念に掲げています。技術志向型企業として、ユニークな研究開発とタイムリーな製品・サービスの提供を通じて、品質・技術力・創造性で顧客の満足を獲得することを目標としています。

中期経営計画では、中長期的な売上・利益成長、一定水準以上の利益率の確保、キャッシュ・フロー重視の3点を経営指標として掲げ、企業価値の最大化を目指しています。経営環境としては、通信サービス及び通信機器関連市場の中長期的な拡大が見込まれる一方で、短期的には景気の動向や通信業界の競争激化が課題となっています。

重点領域として、次世代移動体通信技術への対応、海外事業の展開、次世代ネットワーク分野のソリューション提案力の向上、通信分野における新事業の展開、サービス事業の展開、内部管理体制の強化に取り組んでいます。特に、5Gや将来の6Gに向けた技術対応、O-RANアライアンスによる基地局市場の変革、海外市場への展開、新規事業やサービス事業の創出を通じて、収益の柱として業績に貢献するビジネスへの成長を目指しています。

アルチザネットワークスは、これらの成長戦略を推進することで、通信インフラの発展に貢献し、持続可能な成長を目指しています。