大同信号【6743】 スタンダード(内国株式)

鉄道信号保安装置の製造販売・設置工事、情報通信機器、交通信号機器、鉄道車両用品、ガス検知器、可塑成形製品、金属表面処理、金型製造販売、不動産賃貸事業を展開。

大同信号【6743】 スタンダード(内国株式)

鉄道信号保安装置の製造販売・設置工事、情報通信機器、交通信号機器、鉄道車両用品、ガス検知器、可塑成形製品、金属表面処理、金型製造販売、不動産賃貸事業を展開。

事業内容

大同信号は、鉄道信号保安装置、産業用機器の製造販売を中心に、これらに付随する保守修繕、設置工事、金属表面処理、金型の製造販売、不動産賃貸など幅広い事業を展開しています。同社グループは、大同信号を含む6社で構成され、各社が特定の事業セグメントに特化しています。

鉄道信号関連事業では、大同信号が鉄道信号保安装置の製造販売および設置工事を行い、子会社の三工社と大同電興も販売と設置工事に携わっています。また、鉄道信号保安装置部品の製造は、子会社の大同信号電器に委託されており、大同テクノサービスは製造販売に関する業務受託を行っています。

産業用機器関連事業では、大同信号が情報通信機器の製造販売を手掛け、三工社は交通信号機器、鉄道車両用品、ガス検知器などの製造販売を、大同信号化工は可塑成形製品、金属表面処理、金型の製造販売を行っています。

不動産関連事業では、大同信号とその子会社である三工社、大同信号電器が不動産賃貸業を展開しています。

これらの事業を通じて、大同信号グループは鉄道インフラの安全性向上、産業用機器の革新、不動産市場への貢献を目指しています。

経営方針

大同信号は、鉄道信号保安装置や産業用機器の製造販売を中心に、幅広い事業を展開している企業です。同社は、鉄道の安全・安定輸送を支える技術を核に、中期経営計画「PLAN2023」を推進しています。この計画では、新型コロナウイルス感染症の影響や国際情勢の変動に対応しつつ、デジタル技術の革新や産業機器への技術応用を通じて、ビジネス基盤の拡大を目指しています。

同社は、安全で信頼性の高い製品と質の高いサービスの提供、新技術への挑戦、健全な企業活動を通じた社会貢献を企業理念として掲げています。これらの理念に基づき、同社は持続的な発展を目指しています。

経営戦略の一環として、同社は技術面での汎用性のあるシステム開発や、将来の信号システムに向けた開発に着手しています。また、保有技術を用いた新ビジネスの提案にも積極的に取り組んでおり、市場のニーズに応えることを目指しています。

財務面では、受注高、営業利益、ROE(株主資本当期純利益率)を主な経営指標としており、市場の確保と新規獲得、生産面の効率化・管理強化、経費節減に努めています。さらに、経営基盤の強化に向けて、人事・採用戦略の展開や働き方改革、法令・企業倫理遵守と環境施策にも力を入れています。

大同信号は、変化する事業環境に対応しながら、技術革新と社会貢献を通じて、持続可能な成長を目指しています。