ホシザキ【6465】 プライム(内国株式)

フードサービス機器の研究開発、製造、販売、保守サービスを手がける企業で、製氷機や飲料ディスペンサなどを提供。

ホシザキ【6465】 プライム(内国株式)

フードサービス機器の研究開発、製造、販売、保守サービスを手がける企業で、製氷機や飲料ディスペンサなどを提供。

事業内容

ホシザキは、フードサービス機器の研究開発、製造、販売、保守サービスを手がける企業です。日本を拠点に、米州、欧州、アジアに展開しています。各地域でのニーズに応じた製品開発を行い、グローバルな市場での競争力を高めています。

研究開発は、日本のホシザキ本社を中心に、米州のHOSHIZAKI AMERICA, INC.やLANCER CORPORATION、欧州のHOSHIZAKI EUROPE LIMITED、アジアのWestern Refrigeration Private Limitedなどが担当しています。これにより、地域ごとのニーズに応じた製品開発が可能です。

製造は、日本の本社工場と島根工場、米州のHOSHIZAKI AMERICA, INC.、欧州のHOSHIZAKI EUROPE LIMITED、アジアのWestern Refrigeration Private Limitedなどで行われています。多品種少量生産に対応するため、大型の生産設備を導入しています。

販売および保守サービスは、日本ではホシザキ東京株式会社などの地域別販売会社が、米州では6つの直系地域販売会社、欧州ではHoshizaki Europe B.V.、アジアではHOSHIZAKI SINGAPORE PTE LTDなどが担当しています。日本では直接販売が主流で、海外では代理店販売が多いです。

ホシザキの事業セグメントは、日本、米州、欧州、アジアに分かれています。各地域でのフードサービス機器の開発、製造、販売、保守サービスを行い、地域ごとの市場ニーズに応じた事業展開を行っています。

特集記事

経営方針

ホシザキは、フードサービス機器の分野で「進化する企業」を目指し、独自の技術を活かしたオリジナル製品の創造を推進しています。顧客と社会のニーズに応えるため、快適で効率的な食環境を提供し、高品質なサービスを迅速に提供することを経営理念としています。

同社は、持続可能な事業モデルへの変革を進め、グローバルな事業基盤と安定的な収益基盤の構築を目指しています。日本市場では既存の飲食市場を深掘りし、飲食外市場の開拓を強化。海外では新興市場への進出を加速し、事業拡大を図っています。

ホシザキは、2022年度を初年度とする5ヵ年経営ビジョンを策定し、2026年度までに売上高4,500億円、営業利益率14%以上、ROE12%以上を目指しています。また、CO₂排出削減や多様な価値観を共有する職場環境の実現にも注力しています。

同社は、気候変動への対応や持続可能なサプライチェーンの構築、新たな顧客価値の創造に取り組んでいます。特に、自然冷媒を使用した製品の開発を進め、環境負荷の低減を図っています。これにより、顧客満足度の向上と持続的成長を目指しています。

社員の働きがい向上にも力を入れ、成長機会の提供や多様な人材が活躍できる職場環境の整備を進めています。これにより、社員のポテンシャルを最大限に引き出し、企業全体の進化と成長を促進しています。

ホシザキは、コーポレートガバナンスの強化やコンプライアンスの徹底を通じて、持続的成長と社会からの信頼性向上を図っています。安全で安心な製品の提供を通じて、競争力の強化と社会的責任の遂行に努めています。