TPR【6463】 プライム(内国株式)

ピストンリング、シリンダライナ、バルブシート、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器の製造販売、アルミ製品、工業用樹脂製品、工業用ゴム製品の製造販売を展開。

TPR【6463】 プライム(内国株式)

ピストンリング、シリンダライナ、バルブシート、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器の製造販売、アルミ製品、工業用樹脂製品、工業用ゴム製品の製造販売を展開。

事業内容

TPRグループは、TPRを含む子会社46社(海外29社)と関連会社11社(海外8社)で構成されており、自動車部品の製造販売を中心に事業を展開しています。主な製品にはピストンリング、シリンダライナ、バルブシートなどのエンジン部品や、アルミ製品、工業用樹脂製品、工業用ゴム製品があります。また、ファルテックグループを含む一部の子会社では、自動車外装部品(ラジエターグリル、ミリ波レーダーカバー、ウィンドウモールなど)、自動車純正用品(リモコンエンジンスターター、ルーフレールなど)、自動車関連機器(自動車検査・整備用機器など)の製造販売も手がけています。

TPRグループは、日本国内においてはTPR工業株式会社、TPR商事株式会社など16社で構成され、アジア地域ではTPRベトナム社、TPRオートパーツMFG.インディア社など21社、北米ではTPRアメリカ社、フェデラル・モーグル テーピ ライナーズ社など4社、その他地域ではTPRヨーロッパ社、フェデラル・モーグル テーピ ライナ ヨーロッパ社など4社が事業を展開しています。これらの会社は、それぞれの地域における自動車産業のニーズに応える製品を提供しており、グローバルな供給体制を構築しています。

ファルテックグループに関しては、自動車外装部品や純正用品、関連機器の製造販売を行っており、㈱ファルテックや㈱アルティアなど13社で構成されています。これらの製品は、自動車の機能性やデザイン性の向上に貢献しています。

TPRグループは、エンジン部品から外装部品に至るまで、幅広い自動車部品の製造販売を通じて、自動車産業の発展に貢献しています。

経営方針

TPRグループは、自動車部品の製造販売を中心に、ピストンリング、シリンダライナ、バルブシートなどのエンジン部品や、アルミ製品、工業用樹脂製品、工業用ゴム製品を提供しています。また、ファルテックグループを含む一部の子会社では、自動車外装部品や純正用品、関連機器の製造販売も手がけており、自動車産業の発展に貢献しています。

同社は2020年4月から4年間の中期経営計画「23中計」を推進しており、技術力(Technology)、情熱(Passion)、信頼(Reliance)を基盤とし、パワトレ商品のNo.1追求、新規事業の積極展開、安全・環境・防災の徹底、働き甲斐のある職場づくりの4本柱を確立することを目指しています。財務目標としては、2024年3月期に売上高1,800億円、経常利益210億円、ROE10%以上、自己資本比率45%以上、株主還元率30%を掲げています。

世界経済の不透明感が継続する中、同社グループはカーボンニュートラルなど社会課題への取り組みを強化し、パワートレイン事業と多角化・新事業の「両輪経営」を加速させています。「Inclusive」「Ecological」「Game-Changing」「Sustainable」をスローガンに掲げ、持続的な成長を目指しています。

具体的な戦略としては、パワートレイン商品の競争力強化、新事業の積極展開、グループ経営の本格的シフト、サステナビリティ推進、SDGsへの貢献、グローバル人材の確保・育成、働き甲斐のある職場づくりなどに取り組んでいます。これらの戦略を通じて、TPRグループは自動車産業の変革に対応し、持続可能な成長を目指しています。