澁谷工業【6340】 プライム(内国株式)

パッケージングプラント、メカトロシステム、農業用設備の製造販売、人材派遣、旅行代理業を展開。

澁谷工業【6340】 プライム(内国株式)

パッケージングプラント、メカトロシステム、農業用設備の製造販売、人材派遣、旅行代理業を展開。

事業内容

澁谷工業とその15社の子会社から成る澁谷工業グループは、パッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業を主軸に展開しています。パッケージングプラント事業では、ボトリングシステム(充填、キャッピング、ラベリングシステム等)、製函・包装システム、製薬設備システム(医薬品製造システム、アイソレータ等)、食品加工システム、洗浄設備システム、再生医療システム(細胞培養アイソレータ、ロボット自動細胞培養システム等)を提供しています。

メカトロシステム事業では、半導体製造システム(ハンダボールマウンタ、ワイヤボンダ、LED検査装置等)、医療機器(レーザ手術及び治療装置、人工透析装置等)、切断加工システム(レーザ加工機、ウォータジェット切断加工機等)、超音波発生装置、油圧プレス機などを手掛けています。

農業用設備事業では、農業用選果・選別システムなどを提供し、農業分野における生産性向上に貢献しています。

また、グループ内には、米国に設立された持株会社Shibuya Holdings Corporationや、人材派遣および旅行代理業を事業目的とするシブヤEDI株式会社も存在します。これらの多岐にわたる事業を通じて、澁谷工業グループは幅広い産業分野に対して高度な技術とサービスを提供しています。

経営方針

澁谷工業グループは、パッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業を軸に、多岐にわたる産業分野に対して高度な技術とサービスを提供しています。同社は、長期的な売上高目標を2000億円と設定し、技術の開発・育成・強化による売上高経常利益率の向上を目指しています。この戦略の下、新興国を含むグローバル市場での販売拡大、M&Aによる対応力強化、そしてコスト削減を推進しています。

同社は、社会のニーズに応える製品・サービスの開発、サステナビリティ経営の推進、ダントツ製品づくりの強化、グローバル戦略の推進、収益力向上のための3カイ(改善、改革、開発)の推進、人財育成、新事業分野への参入やM&Aの戦略的取り組みを重点施策としています。これらの施策は、グローバル競争に勝ち抜き、持続的な成長と発展を目指すためのものです。

特に、パッケージングプラント事業では、飲料用無菌充填システムの技術的優位性や環境への配慮を強みとしています。また、メカトロシステム事業では、医療機器や半導体製造装置の製造販売を行い、農業用設備事業では、農業生産力の向上に貢献する先端技術を提供しています。

澁谷工業グループは、これらの事業を通じて、技術力・生産力と品質の向上に努め、国内外を問わず新市場の開拓と新製品の開発を推進しています。同社の成長戦略は、技術革新と市場ニーズの先取りに焦点を当て、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。