新東工業【6339】 プライム(内国株式)

表面処理、鋳造、環境、搬送、特機、その他の設備装置及び部分品の製造販売、受託加工を展開。

新東工業【6339】 プライム(内国株式)

表面処理、鋳造、環境、搬送、特機、その他の設備装置及び部分品の製造販売、受託加工を展開。

事業内容

新東工業とそのグループ企業は、表面処理、鋳造、環境、搬送、特機、その他の設備装置及び部分品の製造販売を主軸に事業を展開しています。表面処理事業では、ショットブラストマシンやエアーブラストマシンなどの製造販売に加え、受託加工も手掛けています。このセグメントでは、新東ブイセラックス株式会社や青島新東機械有限公司など国内外の子会社が活動しています。

鋳造事業では、鋳型造型装置やVプロセス装置などを製造販売し、ロバーツシントー社やハインリッヒワグナーシントーマシーネンファブリーク社などの海外子会社が関与しています。環境事業では、集塵装置や廃水処理装置などの製造販売を行い、台湾新東機械股份有限公司やシントーブラジルプロドゥトス社などがこの分野での活動を支えています。

搬送事業は、昇降装置や搬送システムの製造販売を行っており、株式会社メイキコウやロバーツシントー社がそれぞれ国内外で事業を展開しています。特機事業では、有機ELパネル製造装置やハンドリングロボットなどの製造販売を手掛け、株式会社メイキコウや新東ブイセラックス株式会社などが関わっています。

その他の事業としては、新東エンジニアリング株式会社が機械設計を、東寿興産株式会社が福利厚生等の事業を行っており、シントーアメリカ社やシントーヨーロッパ社がそれぞれ米国、欧州の子会社の管理・運営を担当しています。これらの事業を通じて、新東工業グループは幅広い産業分野に対して多様な製品とサービスを提供しています。

経営方針

新東工業とそのグループ企業は、表面処理、鋳造、環境、搬送、特機などの分野で事業を展開し、技術の差別化と信頼のサポートを通じて新東ブランドの価値向上を目指しています。同社は、長期ビジョンとして、グローバル市場での持続的な成長と発展を図り、株主価値の向上に努めています。

中期経営計画「Plus」では、デジタル技術の活用による既存事業の進化と、新市場・新分野への拡大を重点戦略として掲げています。具体的には、IoT技術を組み込んだグローバルネットワークの構築や、デジタル技術、検査・評価技術の導入により、お客様に選ばれ続ける事業体制の強化を目指しています。また、EV、ロボット・自動化、セラミックス、再生エネルギーなど、多岐にわたる新たな分野での事業展開を通じて、社会課題の解決に貢献し、企業価値の向上を図っています。

同社は、ESG経営にも積極的に取り組み、サステナビリティ社会の実現に貢献することを目標にしています。これらの戦略を通じて、お客様との絆を強化し、売上の拡大と収益の確保に努めています。また、2024年3月期には、新商品売上比率の向上や新規お客様数の増加、成約カバー率の向上など、具体的な目標を設定し、新市場への強化を図っています。

新東工業グループは、変化する経営環境に柔軟に対応し、技術革新と市場の拡大を追求することで、持続可能な成長を目指しています。