鳥越製粉【2009】 スタンダード(内国株式)

小麦粉やライ麦粉の製造から、プレミックスや加工食品の製造、パンや生麺類の製造販売、さらに精麦や飼料の製造販売、農産物の保管業務を手がける。

鳥越製粉【2009】 スタンダード(内国株式)

小麦粉やライ麦粉の製造から、プレミックスや加工食品の製造、パンや生麺類の製造販売、さらに精麦や飼料の製造販売、農産物の保管業務を手がける。

事業内容

鳥越製粉は、主に食料品、飼料、その他の3つの事業セグメントを持っています。これらの事業は、同社とその子会社7社によって運営されています。

まず、食料品セグメントでは、鳥越製粉が小麦粉、ライ麦粉、ふすまなどの製粉を行っています。これらの製品は、直接または子会社のカネニを通じて販売されています。また、家庭用・業務用プレミックスや品質改良剤、日持向上剤などの加工食品も製造しています。

さらに、鳥越製粉は乾麺類の仕入れや、CSM社との業務提携による商品製造も行っています。子会社の大田ベーカリーはパンや菓子の製造・販売を行い、久留米製麺は生麺類の製造・販売を手がけています。

精麦事業では、鳥越精麦、石橋工業、中島精麦工業が丸麦、押麦、もち麦などを製造し、カネニを通じて販売しています。これらの製品は主食用としても利用されています。

飼料セグメントでは、石橋工業と中島精麦工業が飼料の製造販売を行い、カネニが飼料用商品の仕入れ販売を担当しています。これにより、農業や畜産業への貢献を果たしています。

その他の事業として、鳥越製粉と石橋工業が農産物の保管業務を行っています。これにより、農産物の品質保持と流通の効率化を図っています。

経営方針

鳥越製粉は、企業理念に基づき、地域社会や世界の生活文化の向上に貢献することを目指しています。2024年から始まる3カ年の中期経営計画「TTC150 Stage3」では、持続的な成長を目指し、売上高29,400百万円、営業利益1,350百万円を目標としています。

この計画では、製粉事業での製品創出と設備投資、食品事業での迅速な製品開発と差別化、精麦・飼料事業での品質重視の拡大を推進しています。また、デジタル技術を活用した企業革新やIR活動の強化、株主還元の方針変更も行っています。

経営環境の厳しさが増す中、鳥越製粉は企業価値の向上を図り、ステークホルダーの満足度を高めることを目指しています。サステナブル経営を推進し、社会にとって不可欠な企業となることを目指しています。