北川精機【6327】 スタンダード(内国株式)

産業機械事業を中心に、プリント基板プレス装置や新素材プレス装置、ラミネータ装置、FA・搬送機械の製造・販売、油圧機器の提供。

北川精機【6327】 スタンダード(内国株式)

産業機械事業を中心に、プリント基板プレス装置や新素材プレス装置、ラミネータ装置、FA・搬送機械の製造・販売、油圧機器の提供。

事業内容

北川精機及びその連結子会社2社は、産業機械の製造および販売を主軸とする事業を展開しています。同社グループの事業は大きく分けて「産業機械事業」と「その他」のセグメントに分類されますが、報告上のセグメントは産業機械事業のみであり、その他のセグメントは重要性が低いため詳細な記載が省略されています。

産業機械事業においては、プリント基板プレス装置、新素材プレス装置、ラミネータ装置、FA・搬送機械などを製造し、これらを得意先に販売しています。これらの製品は、北川精機が直接製造し、国内外の顧客に提供しています。特に、連結子会社である北川精機貿易(上海)有限公司は、中国市場における販売を担当しており、同地域の得意先への販売を強化しています。

一方、「その他」のセグメントでは、連結子会社ホクセイ工業株式会社が製造する油圧機器が含まれます。これらの製品はホクセイ工業から直接顧客に販売されており、同社グループの製品ラインナップの一環として位置づけられています。

北川精機グループは、これらの事業を通じて、産業機械分野における技術力と製品提供能力を強化し、国内外の市場での競争力を高めています。

経営方針

北川精機は、産業機械の製造および販売を主軸に展開しており、特にプリント基板プレス装置や新素材プレス装置などの分野で事業を行っています。同社は、技術力と製品提供能力の強化を通じて、国内外の市場での競争力を高めることを目指しています。

経営方針として、「英知と創造」を掲げ、技術者集団の水準向上と顧客満足度の向上を目指しています。また、設計革新と生産技術革新により、創造的製品の開発を進めています。これにより、独自の「複合制御システム」を基本に、高性能・高品質な製品開発を通じて、顧客の新製品開発や生産効率向上に貢献しています。

中期経営計画では、2022年6月期から2024年6月期までの期間を設定し、最終年度である2024年6月期の目標として、売上高5,300百万円、営業利益600百万円を掲げています。この計画の下、北川精機は、デジタルトランスフォーメーションやIoT化の進展、脱炭素化社会の実現に伴う自動車の電動化・軽量化、5Gの普及など、変化する事業環境に対応し、持続的な成長を目指しています。

具体的な成長戦略としては、既存事業での技術的深化と新規事業への経営資源の集中、市場拡大に合わせた生産能力の増強と収益性・競争力・製品/サービス品質の向上、活力溢れる組織作りとデジタル化の推進の3つの重点項目に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、北川精機は、持続可能な成長基盤の構築を目指しています。