クボタ【6326】 プライム(内国株式)

機械、水・環境、その他のセグメントで、農業機械、水処理装置、物流サービス等を提供。

クボタ【6326】 プライム(内国株式)

機械、水・環境、その他のセグメントで、農業機械、水処理装置、物流サービス等を提供。

事業内容

クボタは、機械、水・環境、その他の3つの主要事業セグメントを通じて、幅広い製品とサービスを提供しています。同社は、国内外に218社の関係会社を持ち、農業機械、エンジン、建設機械の製造と販売を主軸に事業を展開しています。農業機械としては、トラクタ、耕うん機、コンバイン、田植機などがあり、エンジン部門では農業機械用から建設機械用、産業機械用、発電機用まで多岐にわたるエンジンを提供しています。建設機械では、ミニバックホー、ホイールローダなどが主要製品です。

水・環境セグメントでは、パイプシステム(ダクタイル鉄管や合成管など)、産業機材(反応管や空調機器など)、環境関連製品(上下水処理装置や廃棄物処理プラントなど)の製造と販売を行っています。これらの製品は、社会基盤の整備や環境保全に貢献しています。

その他のセグメントでは、物流や屋根材、外壁材などのサービスと製品を提供しており、クボタの事業範囲の多様性を示しています。また、同社は小売金融サービスも手がけており、クボタ製品の購入をサポートする金融ソリューションを提供しています。

クボタは、国内外で幅広い製品とサービスを提供することで、農業、建設、環境保全など多岐にわたる分野での社会的ニーズに応えています。同社の事業は、持続可能な社会の実現に向けた基盤を築いていると言えるでしょう。

特集記事

経営方針

クボタは、その長期ビジョン「GMB2030」を通じて、「最も多くの社会貢献をなしうる企業」となることを目指しています。このビジョンの下、同社は「命を支えるプラットフォーマー」として、食料の生産性・安全性向上、水資源・廃棄物の循環促進、都市環境・生活環境の向上に貢献するソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に努めています。

中期経営計画2025では、ESG経営の推進、次世代支援の基礎作り、既存事業の売上高向上、利益率の向上、持続的成長を支えるインフラ整備、そしてこれらを支えるDXの推進を六つの主要テーマとして掲げています。これらのテーマは、GMB2030の実現に向けた土台作りと位置付けられています。

同社は、経営体制改革、開発改革、オペレーション改革、人財・グローバル人事改革の四つのプロジェクトを通じて、絶え間ない改革を推進しています。これにより、グローバル化、開発効率の向上、オペレーションの最適化、人財開発・育成を図り、企業価値の向上を目指しています。

クボタは、農業機械、エンジン、建設機械の製造販売を主軸に、水・環境セグメントでの社会基盤整備や環境保全への貢献、さらには物流や金融サービスの提供を通じて、多岐にわたる社会的ニーズに応えています。これらの事業活動を通じて、同社は持続可能な社会の実現に向けた基盤を築いていると言えるでしょう。