クボタ【6326】 プライム(内国株式)

機械セグメントではトラクタやエンジン、建設機械を製造・販売し、水・環境セグメントではダクタイル鉄管や環境プラントを提供する企業。

クボタ【6326】 プライム(内国株式)

機械セグメントではトラクタやエンジン、建設機械を製造・販売し、水・環境セグメントではダクタイル鉄管や環境プラントを提供する企業。

事業内容

クボタは、機械、水・環境、その他の3つの事業セグメントを持ち、多様な製品とサービスを提供しています。クボタグループは、国内外に213社の関係会社を持ち、連結子会社195社と持分法適用会社18社で構成されています。

機械セグメントでは、主に農業機械や関連商品、エンジン、建設機械の製造と販売を行っています。具体的には、トラクタ、耕うん機、コンバイン、田植機、芝刈機、ユーティリティビークルなどがあります。また、農業機械用や建設機械用のエンジンも提供しています。

水・環境セグメントでは、パイプシステムや産業機材、環境関連製品の製造と販売を行っています。ダクタイル鉄管や合成管、反応管、スパイラル鋼管、空調機器、上下水処理装置、ポンプ、水処理用膜ユニットなどが含まれます。

その他のセグメントでは、物流サービスや屋根材、外壁材の提供を行っています。クボタは、これらの事業を通じて、国内外で多様なニーズに応えています。

特集記事

経営方針

クボタは、2030年を見据えた長期ビジョン「GMB2030」を掲げ、持続可能な社会への貢献を目指しています。このビジョンの下、クボタは「命を支えるプラットフォーマー」として、食料の生産性・安全性の向上、水資源・廃棄物の循環促進、都市環境の改善を通じて、社会に貢献することを目指しています。

クボタは、機械事業と水・環境事業の自立運営を推進しています。機械事業では、グローバルな視点での効率的な経営体制を構築し、迅速な意思決定を可能にするための組織改革を進めています。一方、水・環境事業では、既に自立運営が進んでおり、インフラソリューションプロバイダーとしての地位を強化しています。

また、クボタは資本効率の向上を目指し、事業ポートフォリオの見直しを進めています。収益性の高い事業へのシフトを図り、特に水・環境事業では、非収益性の高い製品からの撤退を進めています。これにより、営業利益率の改善を目指し、次期中期経営計画の重要な要素として取り組んでいます。

さらに、クボタは次期中期経営計画に向けた準備を進めています。成長戦略の加速と経営体制改革を実現するため、事業体質の強化や経営効率の向上、新たな付加価値の創出を目指しています。これにより、クボタは持続的な成長を実現し、社会に貢献する企業としての地位を確立しようとしています。