鉱研工業【6297】 スタンダード(内国株式)

ボーリング機器の製造販売、レンタル、地質調査、土木・建築基礎工事、温泉掘削、土壌汚染調査・改良、建設コンサルタント業務。

鉱研工業【6297】 スタンダード(内国株式)

ボーリング機器の製造販売、レンタル、地質調査、土木・建築基礎工事、温泉掘削、土壌汚染調査・改良、建設コンサルタント業務。

事業内容

鉱研工業及びそのグループ会社は、ボーリング機器とその関連機器の製造販売、および独自工法による工事施工を主軸に事業を展開しています。このグループは、鉱研工業自身と連結子会社である構造工事株式会社、株式会社クリステンセン・マイカイの3社から構成されています。

ボーリング機器関連のセグメントでは、鉱研工業と株式会社クリステンセン・マイカイが中心となり、ボーリングマシン、ポンプ、その他の機械本体や関連部品、水井戸関連機器などの製造販売を手掛けています。また、ボーリング機器のレンタル業務も提供しています。

工事施工関連のセグメントでは、鉱研工業と構造工事株式会社が地質調査、土木・地すべり、建築基礎、さく井、温泉、土壌汚染調査・改良、アンカー等の工事施工を行っており、建設コンサルタント業務も提供しています。

これらの事業活動を通じて、鉱研工業グループは建設業界における様々なニーズに対応し、独自の技術とサービスを提供していることがわかります。

経営方針

鉱研工業は、地下資源開発や建設を通じて社会インフラ整備に貢献する企業として、国内外での事業展開を積極的に行っています。同社は、創業以来培ってきたボーリング技術を核に、新技術の開発や新製品の提供に力を入れ、地下に関するトータルソリューションを提供しています。その経営方針は、独自の「ONE&ONLY」技術の構築を目指し、地球と社会への貢献を追求しています。

中期経営計画「STEP UP鉱研ACTIONS2025」では、売上高の成長性向上、営業利益率の向上、ROEの10%以上達成、試験研究費の増額、ESGへの取り組みを経営目標として掲げています。この計画には、新たな企業パーパスの策定、コスト削減、話題性のある製品開発、創造性ある営業活動、組織の再活性化、新しい経営体質の構築、SDGsへの貢献など、幅広い行動指針が含まれています。

また、同社はグローバルな営業展開を重視しており、特に中国、台湾、韓国、東南アジアなどの地域を重点地域としています。これらの地域での社会資本整備や資源開発に関わる事業を通じて、民間ベースの売上拡大を目指しています。

鉱研工業は、新型コロナウイルス感染症の拡大や地政学的リスクなどの外部環境変化にも柔軟に対応し、リスクマネジメントの強化や生産効率の向上に努めています。伊勢原新工場の稼働開始による生産性向上も、売上拡大戦略の一環として位置づけられています。これらの取り組みを通じて、鉱研工業は持続可能な成長を目指しています。