イシン【143A】 グロース(内国株式)

公民共創事業では自治体DX支援、グローバルイノベーション事業では日系大手企業とスタートアップのマッチング、メディアPR事業では成長ベンチャーのブランディングと採用支援を展開。

イシン【143A】 グロース(内国株式)

公民共創事業では自治体DX支援、グローバルイノベーション事業では日系大手企業とスタートアップのマッチング、メディアPR事業では成長ベンチャーのブランディングと採用支援を展開。

事業内容

イシン株式会社とそのグループ企業は、公民共創事業、グローバルイノベーション事業、メディアPR事業の3つの主要セグメントで事業を展開しています。これらの事業を通じて、新たな市場への参入や顧客の課題解決に取り組んでいます。

公民共創事業では、自治体と民間企業をつなぐ事業を展開し、自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に、防災・危機管理、学校教育・生涯学習、公共インフラ、健康福祉、地方創生などの分野で支援を行っています。具体的なサービスとしては、自治体向けのWEBマーケティング支援サービス「自治体通信Online」や、テレマーケティング、ウェビナーなどがあります。

グローバルイノベーション事業では、日系大手企業と国内外のスタートアップをつなぐサービスを提供しています。情報ポータルサイト「BLITZ Portal」を通じて、成長産業に特化した市場やスタートアップ、技術の動向をレポートやデータベースとして提供。また、研修・イベントサービスや、イノベーション創発に役立つコンテンツを配信するメディア「TECHBLITZ」を運営しています。

メディアPR事業では、成長ベンチャー企業向けにブランディングや採用支援を行っており、メディアの広告やCMSの提供を通じて、企業がステークホルダーに対して自社の魅力やビジョンを発信することを支援しています。主力メディアには「ベンチャー通信」「ベンチャー通信Online」があり、さらに「ベストベンチャー100」という有料会員制サービスを通じて、コミュニティ形成やブランディング、採用支援を目的とした活動を行っています。

これらの事業を通じて、イシン株式会社グループは、メディアを起点に様々なソリューションやプラットフォームを立ち上げ、顧客の課題解決に貢献しています。

経営方針

イシン株式会社は、社是「事業家創発」に基づき、社会課題の解決を目指しています。同社は、人口減少や高齢化などの課題に対し、産官学金の共創によるイノベーションを通じて社会の持続力を高める「創発型社会」の実現を目指しています。具体的には、地方創生、オープンイノベーション、ベンチャー振興の3つの領域で事業を展開。メディア型サービスに加え、ソリューション型サービスを提供し、プラットフォーム型サービスの立ち上げを通じて、持続的な収益基盤の確立を目指しています。

イシンは、企業と自治体、スタートアップと日系大企業、求職者と企業など、各領域におけるステークホルダー間の接触機会の創出と相互理解の深化に貢献。国内外での産官学金の連携を促進し、新たな知恵や技術の組み合わせによる社会課題の解決を図っています。

経営戦略として、公民共創事業を成長領域と位置づけ、BtoGマーケティング・販促やBtoG特化BPOに注力。また、グローバルイノベーション事業では、成長産業に特化した情報ポータルサイト「BLITZ Portal」を通じて、日系大手企業と海外スタートアップのマッチングをサポートしています。メディアPR事業では、成長ベンチャー企業のブランディングと採用支援に力を入れています。

新規事業の取り組みとして、既存事業における新たなソリューションの開発や、新たな市場開拓も行うことで、さらなる成長を目指しています。収益性の観点では、売上総利益が70%台を維持し、特に公民共創事業への積極的な投資を行いながらも、グローバルイノベーション事業及びメディアPR事業のマーケティングコストの最適化とバックオフィス業務の効率化を図ることで収益性を改善していく方針です。