Cocolive【137A】 グロース(内国株式)

不動産業界向けに「追客」に特化したクラウドサービス「KASIKA」を提供、自動メール返信機能やSMSオプション機能などを搭載。

Cocolive【137A】 グロース(内国株式)

不動産業界向けに「追客」に特化したクラウドサービス「KASIKA」を提供、自動メール返信機能やSMSオプション機能などを搭載。

事業内容

Cocoliveは、住宅・不動産業界向けに特化したBtoBクラウドサービス事業を展開しています。同社のミッションは、「テクノロジーとマーケティングの力で、住宅・不動産業界で働く人々の力を最大限に活かす仕組みを創り上げる」ことです。この目標を達成するため、同社は「KASIKa(カシカ)」というマーケティング活動を自動化するクラウドサービスを自社開発し、日本国内の不動産会社に提供しています。対象顧客は、工務店・ハウスメーカー、不動産売買仲介業者、分譲マンション事業者などです。

KASIKaは、不動産業界の広告宣伝費が1,141億円に上る中、集客から成約後のフォローに至るまでの一連の営業活動を効率化することを目的としています。特に、不動産の購入検討から契約締結までの長い検討期間を考慮し、追客活動の重要性に焦点を当てています。KASIKaは、自動メール返信機能を含む複数の機能を備え、不動産会社が消費者とのコミュニケーションを効率的に行えるよう支援しています。

料金体系は、店舗数課金とユーザ数課金の2種類があり、オプション機能としてSMS送信オプションやAIによる物件価格査定オプションなどが提供されています。また、同社は顧客からのフィードバックを受けてKASIKaの継続的な改善を行っており、導入初期からの個別勉強会や成功事例の共有を通じて、顧客の利用満足度を高める取り組みを行っています。

販路としては、直接販売のほか、不動産ボランタリーチェーンや業務デジタル化コンサルティング会社などとのパートナーシップ契約を通じた代理店経由での販売も行っています。これにより、Cocoliveは不動産業界のデジタル化と価値向上を目指しています。

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経営方針

Cocoliveは、住宅・不動産業界に特化したクラウドサービスを提供する企業として、業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。同社の成長戦略は、テクノロジーとマーケティングの力を組み合わせ、業界で働く人々の能力を最大限に引き出す仕組みを創造することに焦点を当てています。具体的には、マーケティング・オートメーションツール「KASIKa」の開発と改良に注力し、不動産会社の営業活動の自動化と効率化を図っています。

Cocoliveは、不動産業界のデジタル化が進む中で、顧客の追客活動を自動化することで、不動産会社が消費者に対してより効果的にコミュニケーションを取れるよう支援しています。また、同社はサービスのユーザビリティ向上にも力を入れ、幅広い職種の人々が使いやすいUIや機能性を追求しています。

経営上の目標として、Cocoliveは継続的な収益獲得を目指し、月次定額制の課金モデルを採用しています。重要な指標として、月次定期収益(MRR)、有料契約社数、単月解約率を挙げており、これらを通じてサービスの成長と安定性を測定しています。

さらに、同社は顧客提供価値の向上、販路の拡大、優秀な人材の採用と育成、情報管理体制の強化、システムの安定性確保など、事業上及び財務上の課題に対処するための戦略を推進しています。これらの取り組みを通じて、Cocoliveは不動産業界のデジタル化をリードし、企業価値の向上を目指しています。