やまびこ【6250】 プライム(内国株式)

小型屋外作業機械、農業用管理機械、一般産業用機械の製造・販売を行い、刈払機や発電機などを提供する企業。

やまびこ【6250】 プライム(内国株式)

小型屋外作業機械、農業用管理機械、一般産業用機械の製造・販売を行い、刈払機や発電機などを提供する企業。

事業内容

やまびこは、小型屋外作業機械、農業用管理機械、一般産業用機械の製造と販売を主な事業としています。具体的には、刈払機やチェンソー、モア、発電機、溶接機などを取り扱っています。これらの製品は、国内外で広く販売されています。

小型屋外作業機械部門では、刈払機やチェンソー、パワーブロワなどが主要製品です。製造はやまびこやエコー・インコーポレイテッドなどが担当し、販売はやまびこジャパンやエコー・インコーポレイテッドが行っています。

農業用管理機械部門では、モアや畦草刈機、防除機が主要製品です。製造はやまびことクレイリー・インダストリーズが行い、販売はやまびこジャパンやクレイリー・インダストリーズが担当しています。

一般産業用機械部門では、発電機や溶接機、投光機が主要製品です。製造はやまびこやエコー・インコーポレイテッドが行い、販売はやまびこジャパンやエコー・インコーポレイテッドが担当しています。

その他の部門では、上記以外の商品を取り扱っており、やまびこジャパンやニューテック、エコー産業が販売を行っています。これにより、やまびこは多様なニーズに応える製品ラインを提供しています。

経営方針

やまびこは、「人と自然と未来をつなぐ」を企業活動の本質とし、小型屋外作業機械、農業用管理機械、一般産業用機械の3つの事業を通じて企業価値の最大化を目指しています。特に、環境技術を活かし、持続可能な社会の実現に貢献することを重視しています。

やまびこは、2025年を最終年度とする「中期経営計画2025」を推進中です。この計画では、脱炭素社会への移行を成長の機会と捉え、環境技術を活用してグリーン・トランスフォーメーション(GX)に貢献することを目指しています。また、既存事業の成長と新たな事業領域の確立を図り、企業価値の向上を目指しています。

やまびこの成長戦略には、既存事業の拡大、収益性の改善、新規事業の創出、ESG経営の実践、DX戦略の推進が含まれます。特に、環境対応技術を活かした製品開発や、他社とのアライアンスを通じた市場課題の解決に注力しています。また、デジタル技術を活用して生産性向上や新規ビジネスの創出を図っています。

やまびこは、2025年までに売上高1,700億円、営業利益率7%、ROE10%以上を目標としています。これに向けて、人的資本投資や先行開発投資を積極的に行い、経営効率の向上を推進しています。これにより、持続的な成長と企業価値の向上を実現しようとしています。