エスネットワークス【5867】 グロース(内国株式)

経営支援、再生支援、海外進出支援、事業承継などのコンサルティングと、成長企業への投資・経営人材派遣を手がける。

エスネットワークス【5867】 グロース(内国株式)

経営支援、再生支援、海外進出支援、事業承継などのコンサルティングと、成長企業への投資・経営人材派遣を手がける。

事業内容

エスネットワークスとその連結子会社7社は、主にコンサルティング事業を展開しています。このグループは、変革フェーズにある企業に対してCFO機能をワンストップで提供し、経営課題の可視化から解決策の立案、実行までをサポートしています。コンサルティング事業は、経営支援、再生支援、海外進出支援、その他コンサルティングに区分されます。

経営支援コンサルティングでは、M&AやIPOを通じて成長フェーズの転換期を迎える企業を対象に、経営状況の可視化やオペレーションの仕組化を含む中長期的な企業価値向上の支援を行っており、同社グループの売上の約6割を占めています。

再生支援コンサルティングは、再生フェーズの企業に対し、過剰債務の解決や再生計画の策定と実行支援を提供しています。これには、財務デュー・ディリジェンスや事業デュー・ディリジェンスも含まれます。

海外進出支援コンサルティングでは、東南アジアへの進出を目指す企業に対し、意思決定サポートから現地での手続き、会計・税務・労務業務のセットアップまでをサポートしています。

その他のコンサルティングでは、経営者の高齢化に伴う事業承継のプランニングや実行支援を提供しています。

加えて、成長可能性のある企業への投資や経営人材の派遣、経営支援を通じて企業価値の向上を図る投資事業も行っています。これらの事業を通じて、エスネットワークスグループは企業の成長と変革を支援しています。

特集記事

経営方針

エスネットワークスは、経営者の支援と輩出を通じて日本国経済に貢献することをミッションに掲げ、挑戦者たちとパートナーとなり、相互の成長と広がりを実現する場を目指しています。同社は、「経営に科学を、組織に熱量を、企業に変革を」というバリューを通じて企業価値の最大化を図ることを基本方針としています。

同社グループは、コンサルティング市場の拡大傾向を背景に、経営支援コンサルティング、再生支援コンサルティング、海外進出支援の各領域でニーズが高まっていると認識しています。特に、プライベート・エクイティ投資市場や企業再生市場、海外進出支援市場において、同社の提供するサービスに対する需要が増加しています。

中長期的な経営戦略として、エスネットワークスはサービスの深化と提供先の拡大を成長の軸に据えています。具体的には、財務会計領域に加え、人事・労務領域やDX領域における実務実行支援サービスを拡大し、複合的なサービス提供を通じて付加価値の高いソリューションを提供していく方針です。また、再生支援コンサルティングでは、スポット型から常駐型の支援への拡大を図り、コンサルティング提供先に対する出資を通じたレバレッジの利いた収益確保も目指しています。

さらに、アジアを中心に日本企業の海外進出支援を強化し、業務提携を通じたネットワーク拡大や、より付加価値の高いコンサルティングサービスの提供に注力することで、事業の拡大を進めています。これらの戦略を通じて、エスネットワークスは持続的な成長を目指しています。