ロココ【5868】 スタンダード(内国株式)

アウトソーシングサービス(ITサービスマネジメント、カスタマーコミュニケーション、イベントサービス)、クラウドソリューション(ServiceNow事業、HRソリューション、システムソリューション、ソリューション事業)、海外事業を展開。

ロココ【5868】 スタンダード(内国株式)

アウトソーシングサービス(ITサービスマネジメント、カスタマーコミュニケーション、イベントサービス)、クラウドソリューション(ServiceNow事業、HRソリューション、システムソリューション、ソリューション事業)、海外事業を展開。

事業内容

ロココ株式会社とその海外連結子会社3社(寧波楽科科信息技術有限公司、Rococo Global Technologies Corporation、Rococo Global Solutions Corporation)は、幅広い事業セグメントを展開しています。同社グループは、ITO&BPO事業、クラウドソリューション事業、および海外事業の3つの主要セグメントに分かれており、それぞれが複数のサービスを提供しています。

ITO&BPO事業では、ITサービスマネジメント、カスタマーコミュニケーション、イベントサービスといったアウトソーシングサービスを提供しています。これらのサービスは、顧客企業のオペレーションの一部を担い、顧客との信頼関係を構築することで、継続性の高い取引を実現しています。

クラウドソリューション事業では、ServiceNow事業、HRソリューション事業、システムソリューション事業、ソリューション事業を展開しています。ServiceNow事業では、米国ServiceNow社のプラットフォームシステムの導入支援・運用保守を行い、HRソリューション事業では、勤怠管理システム「RocoTime(ロコタイム)」の開発・販売を手がけています。また、システムソリューション事業では、顧客のニーズに沿ったシステムの設計・製造・テストを行い、「Microsoft Dynamics365/Power Platform」の導入支援・運用保守を提供しています。ソリューション事業では、顔認証システム「AUTH(オース)」シリーズの開発・販売・保守を行っています。

海外事業としては、中国・寧波及びフィリピン・セブをオフショア開発の拠点とし、コスト面とスピード面での優位性を高めています。これらの拠点では、システム開発を一部委託し、日本と中国の語学及びITスキルを兼ね備えたシステムエンジニアを配置しています。

ロココ株式会社は、これらの事業を通じて、顧客企業の課題解決やニーズ抽出に注力し、一次請けにこだわることで顧客との良好な関係構築を可能にしています。また、新卒・中途の採用を積極的に行い、教育・研修を通じて経営理念・経営姿勢の浸透やITスキルの習得に注力しています。

特集記事

経営方針

ロココ株式会社は、創業以来、「人を大切にする心のこもったサービス提供」、「最先端技術による創造的なソリューションサービス提供」、「事業の安定化に向けた基盤構築」を基本方針として掲げています。同社は、情報と通信、人材を効果的にマネジメントし、取引先企業に新しい価値を提供することで、信頼されるビジネスパートナーとなることを目指しています。

中長期的な経営戦略として、ロココは既存事業の強化、新サービスの開発、成長と育成の両立を重点領域としています。既存事業の強化では、各事業間のシナジーを生み出し、選択と集中により事業の量質の向上を目指しています。新サービスの開発では、AI等の先端技術を用いた創造的なソリューションの開発に注力しています。また、人材育成にも力を入れ、継続的な成長の原資としています。

経営上の目標達成のため、売上高及び営業利益を重要な経営指標としており、高収益事業の開発及びビジネスモデルの確立により、これらの指標の向上を図っています。経営環境においては、アウトソーシングの需要が高止まりすることが予測され、IT人材の不足が恒常化する中、優秀な人材の確保及び育成が重要な課題となっています。

ロココは、営業力の強化、技術力・サービス力の向上、認知度・ブランドイメージの向上、コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制の強化、財務基盤の強化を優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としています。これらの戦略を通じて、ロココは持続可能な成長を目指しています。