マーソ【5619】 グロース(内国株式)

ヘルスケアDX実装カンパニーとして、人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」運営、医療施設向けDXサービス、新型コロナウイルスワクチン接種WEB予約システム提供などを手がける。

マーソ【5619】 グロース(内国株式)

ヘルスケアDX実装カンパニーとして、人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」運営、医療施設向けDXサービス、新型コロナウイルスワクチン接種WEB予約システム提供などを手がける。

事業内容

マーソは、ヘルスケアDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業として、人間ドックや健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」を中心に、医療施設や地方自治体、企業向けに様々なクラウドサービスを提供しています。これらのサービスは、主にパブリッククラウドを利用したSaaS形態で提供されており、顧客のマーケティング活動や業務効率化を支援しています。

マーソの事業は大きく分けて、HCPF(ヘルスケアプラットフォーム)サービス、DXサービス、大規模接種等サービスの3つのセグメントに分類されます。HCPFサービスでは、「MRSO.jp」を通じて、予防医療の啓蒙や健康寿命の延伸に貢献する情報の提供や、人間ドック・健診の予約機能を提供しています。また、医療施設に対しては、予約管理や顧客管理を効率化するためのDXサービスを提供し、医療施設の経営効率化に寄与しています。

さらに、新型コロナウイルスのワクチン接種に関するWEB予約システム「MRSOワクチン」を提供し、市町村や大規模接種会場、職域接種会場での接種を支援しています。このサービスは、国のワクチン接種記録システム(VRS)と連携可能であり、接種プロセス全体をサポートしています。

マーソは、これらのサービスを通じて、医療施設と受診者をつなぎ、予防医療の普及と健康寿命の延伸に貢献しています。また、デジタル技術を活用した業務効率化により、医療施設の経営改善を促進しています。

特集記事

経営方針

マーソは、予防医療を切り口にしたヘルスケアDXを推進し、健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。同社は、人間ドックや健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」を中心に、医療施設や地方自治体、企業向けにDXサービスを提供しており、これらのサービスを通じて医療施設の業務効率化やマーケティング活動の支援を行っています。

同社の成長戦略は、予防医療の推進と健康意識の向上、デジタル化を通じたDXの推進、新型コロナウイルスの感染状況とワクチン接種体制への対応の3つの柱に基づいています。特に、人間ドック・健診市場の拡大余地を見込み、医療施設に対しては「MRSO.jp」の掲載医療施設数拡大と業務プロセスのDXを通じた予約管理の効率化を推進しています。また、受診者に対しては、未受診者層へのアプローチを強化し、受診者拡大を目指しています。

さらに、行政向けDXサービスでは、既存取引自治体へのサービス機能拡充やクロスセル推進を通じた顧客基盤の強化、法人向けDXサービスでは、企業健診の予約管理を中心としたサービス提供による企業健保の業務効率向上に貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社はヘルスケアデータの活用を図り、予防医療の推進と健康寿命延伸の実現に貢献していくことで、企業価値の最大化を目指しています。