DAIWA CYCLE【5888】 グロース(内国株式)

自転車及び自転車パーツ・アクセサリーの販売、整備・修理サービスを提供、国内外メーカーの製品と自社開発商品を扱う。

DAIWA CYCLE【5888】 グロース(内国株式)

自転車及び自転車パーツ・アクセサリーの販売、整備・修理サービスを提供、国内外メーカーの製品と自社開発商品を扱う。

事業内容

DAIWA CYCLEは、自転車の「新しいアタリマエ」を創ることを経営理念とし、自転車及び自転車関連商品の販売、整備、修理サービスを提供しています。同社は、自転車が環境負荷の低い乗り物として再評価され、健康志向の高まりや感染症予防の手段としての利用が拡大している現代において、自転車市場の拡大を見込んでいます。

DAIWA CYCLEは、国内外の自転車メーカーのナショナルブランド商品や、自社で企画・開発したプライベートブランド商品を取り扱っており、2023年8月末時点で国内に120店舗(直営店114店舗、フランチャイズ店6店舗)を展開し、ECサイト「ダイワサイクルオンラインストア」も運営しています。ECサイトでは、商品の直送サービスのほか、店舗での受取りサービスも提供しています。

同社のサービス特徴としては、出張修理サービスや対面での丁寧な接客、購入後のフォローアップサービスなどがあります。特に出張修理サービスは、自転車トラブル時に迅速に対応し、顧客の不便を解消することを目指しています。また、店舗では、顧客一人ひとりのニーズに合った自転車を提案し、快適な自転車生活をサポートすることに力を入れています。

DAIWA CYCLEは、自転車関連販売事業を単一のセグメントとしており、自転車の販売だけでなく、パーツやアクセサリーの販売、各種整備・修理サービス、長期保証サービスなど、自転車に関連する幅広いサービスを提供しています。これにより、同社は自転車を通じて人々の生活をより良くすることを目指しています。

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経営方針

DAIWA CYCLEは、自転車の「新しいアタリマエ」を創ることを経営理念に掲げ、自転車を通じてより良い人々の暮らしに貢献することを目指しています。同社は、自転車の社会的価値の見直し、自転車利用環境の整備、自動車の代替移動手段としての自転車、集約型の都市構造(コンパクトシティ)の形成、自転車販売事業者数の減少、大型自転車専門店への寡占化、インターネットによる自転車販売の拡大など、自転車業界を取り巻く経営環境を踏まえ、経営戦略を推進しています。

具体的には、「ヒト・ハコ・モノ」の3面で強化を図っています。従業員(ヒト)に対しては、顧客一人ひとりのニーズに合った最適な一台を提案できるよう、人材育成に注力。店づくり(ハコ)では、都市圏中心の出店拡大、大都市圏・駅近への出店、店舗レイアウト・品揃えの工夫を進めています。商品・サービス(モノ)においては、PB商品の開発、電動アシスト車への注力、インターネット購入時の利便性強化に取り組んでいます。

これらの戦略を通じて、DAIWA CYCLEは、自転車市場における競争力を強化し、持続的な成長を目指しています。また、出店拡大、来客数・集客力の向上、ブランド認知度の向上、リピート顧客の獲得、人材育成、PB比率の向上、物流効率の向上など、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題にも積極的に取り組んでいます。同社は、店舗出店数と自転車売上高に占めるPB商品の割合をKPIとして設定し、売上高成長率及び売上高営業利益率の上昇を目指しています。