事業内容
Fusicは、技術と社会の架け橋となることを目指し、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業を展開しています。同社は、クライアントのシステム開発やビジネスモデルの変革を支援するため、クラウドインテグレーションサービスとデータインテグレーションサービスを提供しています。
クラウドインテグレーションサービスでは、AWSを活用したサーバインフラの構築・運用や、AWSのマネージドサービスを活かしたシステム開発を行っています。これにより、クライアントは初期投資を抑えつつ、柔軟かつ迅速にコンピューティングリソースを拡張・縮小することが可能です。
データインテグレーションサービスでは、IoTやAI技術を活用し、データの収集から解析までを一貫してサポートします。これにより、クライアントはデータを活用した新たな価値創出を実現できます。特に、AIを用いたデータ解析やシステム構築においては、クライアントのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
また、Fusicはプロダクトサービスとして、360度評価特化型人事評価サービス「360(さんろくまる)」や、学校向け連絡サービス「sigfy」を提供しています。これらのサービスは、多くの企業や教育機関で利用されており、業務効率化やコミュニケーションの円滑化に貢献しています。
Fusicの強みは、クライアントのDXステージに応じた幅広い支援が可能な点です。特に、クラウドファーストの視点を維持しつつ、最適な技術を組み合わせて提供することで、クライアントの競争力向上をサポートしています。
経営方針
Fusicは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて社会全体の技術革新を目指しています。同社は、福岡市を拠点に、学術研究機関や企業と連携し、先端技術の研究開発を支援しています。これにより得られた知見を活用し、全国の大学や自治体、地域の中核企業に対してDXの拡張を図っています。
Fusicの中期経営計画では、クラウドやAI、IoT技術を駆使し、クライアントのDX課題に対する包括的なサポートを提供することを目指しています。特に、学術・研究機関へのクラウドソリューションの提供を拡大し、クラウドインフラの導入を推進しています。また、生成AI技術の普及に伴い、データ活用を中心としたDX支援を強化し、データ人材の育成にも注力しています。
さらに、Fusicはセールス・マーケティング人材の拡充を図り、技術力を最大限に活用した社会貢献を目指しています。国内市場の拡大に加え、海外市場の開拓にも積極的に取り組む方針です。また、M&Aや戦略的提携を通じて競争力を強化し、新たな技術の獲得や事業ポートフォリオの多様化を進めています。
Fusicは、営業利益成長率を重視し、顧客平均単価や新規取引顧客数の向上を目指しています。これにより、企業価値と株主価値の向上を図り、持続的な成長を実現することを目指しています。技術革新に対応しつつ、優秀な人材の確保と育成を進め、サービスの高付加価値化と利益率の向上を追求しています。