事業内容
テリロジーホールディングスは、2022年11月1日に設立された持株会社で、経営管理及び附帯業務を行っています。同社グループは、テリロジーホールディングス、子会社5社、関連会社1社(アイティーエム株式会社)、その他の関係会社1社から構成されており、製品・サービス別の営業部門を設置して事業活動を展開しています。
同社グループは、「ネットワーク部門」、「セキュリティ部門」、「モニタリング部門」、「ソリューションサービス部門」の4部門に区分されています。ネットワーク部門では、ネットワーク機器の販売や企業内情報通信システムの設計・構築、テレビ会議システムの提供などを行っています。セキュリティ部門では、CTIインテリジェントセキュリティサービスの提供やネットワークセキュリティ製品の販売、セキュリティ認証基盤の構築などを手がけています。
モニタリング部門では、自社開発製品によるパケット分析やクラウド性能監視サービスの提供、ネットワーク運用・管理・監視機器の販売などを行っています。ソリューションサービス部門では、自社開発ソフトウェアRPAツールやリアルタイム多言語映像通訳サービス、クラウド管理型マネージドVPNサービス、ウェブ会議サービスなど、多岐にわたるサービスを提供しています。
これらの事業活動を通じて、テリロジーホールディングスグループは、顧客のニーズに応える幅広い製品とサービスを提供し、情報通信技術の分野で事業を展開しています。
経営方針
テリロジーホールディングスは、デジタル社会の変化に適応し、顧客に最適なソリューションとサービスを提供することを目指しています。同社は、1989年の創業以来、インターネット技術やデジタル社会を支える先進技術の開発に挑戦し、サイバーセキュリティ、ICTサービス、ITマネージドサービスなどの分野で事業を展開しています。また、アジアグローバル市場において独自の事業ポートフォーリオを展開し、グループ連携を強化しています。
同社グループは、デジタル社会の基盤構築において、最新技術の予見と分析に基づき、独自のソリューションとサービスを提供し続けることを戦略としています。売上高や利益だけでなく、ステークホルダーの期待に応え、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。
中期経営計画では、グループ連携によるストック型事業モデルの強化、人材育成、グループ・ポートフォリオ事業の拡充、グローバルな事業展開を重点領域としています。これには、事業シナジーの追及、人的資本経営の実践、IT/OT/IoT/DXセキュリティ&テクノロジー事業領域の強化、クラウドセキュリティ事業やビッグデータマネージメント事業への挑戦などが含まれます。
また、アジア市場へのビジネス強化や米国・イスラエルとの連携を通じて、先進技術のソーシングを強化し、グローバルな運用監視支援サービスを提供しています。これらの戦略を通じて、テリロジーホールディングスは、デジタル変革を支え、持続可能な社会の構築に貢献していくことを目指しています。