岐阜造園【1438】 スタンダード(内国株式)

The company specializes in designing and maintaining green spaces since 1927.

岐阜造園【1438】 スタンダード(内国株式)

The company specializes in designing and maintaining green spaces since 1927.

事業内容

岐阜造園は、造園緑化工事の設計・施工・メンテナンスを主な業務とする企業グループです。連結子会社1社、持分法適用関連会社1社、その他の関係会社1社を含む構成で、1927年の創業以来、ノウハウの蓄積と技術開発に努めています。

岐阜造園の事業は、造園緑化事業の単一セグメントで、「ガーデンエクステリア」と「ランドスケープ」に区分されます。「ガーデンエクステリア」では、住宅の周辺環境を整え、庭園のテイストを取り入れた設計・施工を行い、豊かな暮らしを提供します。

「ガーデンエクステリア」には、戸建住宅や集合住宅の景観構築、住宅分譲地での設計・施工、ショールーム「パインズ」での展開があります。特に高級案件に強みを持ち、樹木や天然石を多用した付加価値の高い外構造園を提供しています。

「ランドスケープ」では、公共工事や民間工事を通じて、緑豊かな憩いの空間を創出します。屋上・壁面緑化やビオトープ工事、環境再生に配慮した工事など、多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。

岐阜造園は、公共工事や民間工事のほか、緑地メンテナンスや公共公園の指定管理事業も行っています。公園の運営・管理を通じて、市民の憩いの場を提供し、地域社会に貢献しています。

経営方針

岐阜造園は、創業以来、街並みや住まいに緑の空間を提供する造園緑化事業を展開しています。今後も「街や暮らしに潤いを与える緑空間の創造」をコンセプトに、地域や分野を限定せずに事業を拡大する方針です。具体的には、第60期に連結売上高60億円、経常利益5億円を目指し、専門知識と独創的思考を活かした人材育成を重視しています。

岐阜造園は、営業、設計、工事の各部門で「最高の仕事」を追求し、若手社員の成長を促進するための職場環境を整備しています。また、社内教育機関「岐阜造園アカデミー」を通じて、造園技術の基礎から高度な技術までを習得できる体制を整えています。さらに、IT環境の整備により、情報共有を迅速化し、業務効率を向上させることを目指しています。

岐阜造園は、創業100周年を迎える第62期に向けて、連結売上高100億円を目指しています。造園緑化業界のリーディングカンパニーとして、社会に緑豊かな住生活を提供し、地球環境の保全に貢献することを使命としています。名古屋証券取引所と東京証券取引所に上場し、業界の発展に寄与する姿勢を示しています。

岐阜造園は、職人型現場力を活かし、付加価値の高い造園緑化施設を提供することを目指しています。営業エリアの拡大に向けて、福岡への営業拠点開設を視野に入れ、四大都市を中心とした営業基盤の確立を図ります。また、積水ハウスとの提携を強化し、関東エリアでの事業拡大を目指しています。

岐阜造園は、M&Aを活用して事業規模を拡大し、優秀な人材の確保を図ります。特に、技術力のある人材の確保が課題であり、同業種や近接業種の企業を対象としたM&Aを重要な経営戦略としています。これにより、スピーディーな事業拡大を実現し、企業価値の向上を目指しています。