事業内容
M&Aキャピタルパートナーズは、M&A関連サービスを主な事業として展開しています。このグループは、M&Aキャピタルパートナーズとその連結子会社である株式会社レコフ、株式会社レコフデータなど、計6社で構成されています。主に国内のM&A案件を中心に、上場企業のTOBやカーブアウト案件、クロスボーダーM&Aまで幅広く支援しています。
M&Aキャピタルパートナーズは、未上場オーナー企業を対象に、事業承継や企業価値向上を目的としたM&A仲介サービスを提供しています。特に大型案件において豊富な成約実績を持ち、複雑な案件を推進する高度な助言体制を有しています。今後も規模の大きな案件の増加が見込まれています。
株式会社レコフは、30年以上の経験を活かし、中小企業から業界大手の経営統合、上場企業の組織再編、TOB、MBOなどのアドバイザリー業務を展開しています。若手コンサルタントの積極的な採用を行い、組織の若返りを図りつつ、提案活動と案件受注の増加に努めています。
株式会社レコフデータは、1985年以降のM&A事例をデータベース化し、事業会社や金融機関、官公庁、教育機関などにデータを提供しています。また、M&A情報専門誌『MARR(マール)』を運営し、最新のM&Aニュースを発信しています。さらに、M&Aフォーラム事業を通じて人材育成や人材紹介サービスも展開しています。
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経営方針
M&Aキャピタルパートナーズは、世界最高峰のプロフェッショナル集団を目指し、知識とサービスの向上、新分野への挑戦を続けています。誠実さと情熱を持って顧客の期待に応え、利益を実現することを重視しています。また、社員の成長と幸福を重視し、優れた人材の活躍が同社の未来を築くと考えています。
同社は、M&A仲介およびアドバイザリーサービスを主軸に、営業利益率や成約件数、コンサルタント数を重要な指標としています。これらの指標を基に、事業の施策を策定し、遂行しています。特に、M&Aの成約件数とコンサルタント数を数値管理し、経営判断を行っています。
国内の未上場オーナー企業を主要ターゲットとし、M&A市場の拡大を見据えています。競争が激化する中、経験とノウハウを活かし、適切な助言サービスを提供することで、競争優位性を確保しています。中小企業庁のガイドライン制定も追い風となり、同社の経営にメリットをもたらすと期待されています。
優秀な人材の確保と教育、組織体制の強化を優先課題としています。業績評価型のインセンティブ制度や独自の教育研修体制を整備し、コンサルタントのスキルアップを図っています。また、顧客ニーズや社内ナレッジのデータベース化を進め、サービス品質と効率性の向上を目指しています。
事業承継マーケットの拡大を見据え、豊富な成約実績と社内ナレッジを活用し、サービスレベルの向上に努めています。競合が増加する中、他社との差別化を図り、マーケットシェアの拡大を目指しています。これにより、事業承継問題に対する社会的なニーズに応えています。
株式会社レコフは、長年の経験を活かし、中小企業から大手企業まで幅広いM&Aサービスを提供しています。収益の安定化を図るため、事業承継マーケットでの成約増加を目指し、専任チームを発足させています。また、営業活動のKPI管理制度を強化し、案件数の増加に取り組んでいます。