事業内容
協立エアテック及びそのグループ会社は、ビル空調、防災関連機器、住宅向け全館空調システム、24時間換気システムの製造販売を中心に事業を展開しています。同社は、ダンパー、吹出口、ファスユニットなどのビル空調・防災関連機器、さらには住宅向けの全館空調システムや24時間換気システムの製造販売を主な事業としています。
また、同社の連結子会社である常熟快風空調有限公司(中国)は、吹出口やVAV、ファスユニットの製造販売を行っており、グループ全体で空調・防災関連機器の製造販売及びこれらに付帯する事業を一つのセグメントとして位置づけています。
同社グループは、これらの製品を通じて、ビルや住宅の快適な空調環境の提供を目指しており、空調・防災関連機器の分野での技術力と製品ラインナップの充実を図っています。セグメント別の詳細は省略されていますが、事業の系統図からは、同社グループが提供する製品やサービスの幅広さがうかがえます。
経営方針
協立エアテック及びそのグループ会社は、ビル空調、防災関連機器、住宅向け全館空調システム、24時間換気システムの製造販売を中心に事業を展開しています。同社は、従業員の幸福追求と社会進歩への貢献を経営の基本理念に掲げ、顧客を第一に考えた品質の高い製品作りを通じて、人にやさしい空気調和システムの構築に貢献しています。
経営戦略として、新製品の壁掛け式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」や24時間マルチ換気システム「DESiX」の販売促進に力を入れています。また、既存製品の販売体制を充実させ、主力製品であるダンパー、吹出口、空調ユニットシステム、低炭素エコ素材「ル・エコ」、業務用厨房フード「ハイ・フード」の拡販を図り、業績向上を目指しています。
経営環境においては、公共投資の底堅い推移にも関わらず、新型コロナウイルス感染症の影響で民間設備投資が消極的となり、建設労働者の不足や材料費の上昇など厳しい受注環境に直面しています。このような状況下、同社グループは経営の質を充実させ、競争力と収益力の強化を図り、業績向上に努めています。具体的な対策として、グループ経営力の強化、海外事業戦略の拡充、代理店販売店網の拡充、人間とロボットの協働化による生産体制の強化、作業工数削減と経費の低減活動を進めています。
経営上の目標としては、連結営業利益率10%及び連結株主資本利益率(ROE)10%の達成を掲げ、安定的かつ持続的な企業価値の向上を目指しています。