トーアミ【5973】 スタンダード(内国株式)

棒線加工品、溶接金網、鉄筋加工品、メッシュフェンスの製造販売、型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事、外構工事を手がける。

トーアミ【5973】 スタンダード(内国株式)

棒線加工品、溶接金網、鉄筋加工品、メッシュフェンスの製造販売、型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事、外構工事を手がける。

事業内容

トーアミ株式会社とそのグループ企業は、主に二つの事業セグメントに分かれています。第一のセグメントは「土木建築用資材事業」で、これには棒線加工品(溶接金網及び鉄筋加工品)、コンクリート二次製品用溶接金網、メッシュフェンスなどが含まれます。このセグメントにおいて、トーアミと住倉鋼材株式会社が日本国内で製造および販売を行っています。また、海外ではSMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYがベトナムで各種ワイヤーメッシュの製造と販売を手掛けています。

第二のセグメントは「土木・建築工事事業」で、型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事、外構工事などを含みます。これらのサービスは、国内で株式会社渡部建設によって提供されています。

トーアミグループは、これらの事業を通じて、建設業界における多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。資材の製造から建設プロジェクトの実施まで、幅広い分野での専門知識を活かし、国内外で事業を展開している点が特徴です。

経営方針

トーアミ株式会社は、企業価値の向上とステークホルダーからの信頼獲得を目指し、コーポレートガバナンスの強化、コンプライアンス経営の実践、透明性の向上、企業倫理の確立を基本方針としています。同社は、顧客ニーズに柔軟に対応し、信頼性の高い製品をタイムリーに供給することで、財務管理、人的資源管理、リスク管理の機能拡充を通じた経営基盤の強化と事業の持続的成長を目指しています。

経営環境の変化に対応するため、トーアミは新たな連結対象会社の追加や、建築資材製造および建設業との連携を深め、新サービス・新製品の開発、新市場の開拓に努めています。また、CO2削減や環境負荷を意識した工場での実証実験に着手し、製造設備・製造体制の見直しや効率的な設備投資を実施しています。

2021年4月1日から2024年3月31日までの中期経営計画では、「安定から成長へ」をスローガンに掲げ、新規事業、設備投資による効率化、事業提携またはM&Aに果敢に挑むことで、強靭な事業基盤の構築を目指しています。具体的な重点施策としては、コスト競争力の向上、サービス品質の向上、安全衛生対策の強化を目的とした設備投資と意識改革、新市場開拓、組織の改革、トーアミブランドの再構築に取り組んでいます。

これらの施策を通じて、トーアミは、建設業界における多様なニーズに応える製品とサービスの提供を目指し、国内外での事業展開を強化しています。