事業内容
ロブテックスは、主に二つの事業セグメントを展開しています。一つ目は金属製品事業で、これには作業工具、ファスニングツール、工業用ファスナー、電設工具、切削工具などの製造販売が含まれます。ロブテックスはこれらの製品を自社で製造し、子会社を通じて販売も行っています。具体的には、鳥取ロブスターツール株式会社が製品の製造を担い、ロブテックスファスニングシステム株式会社がファスニングツールや工業用ファスナーの販売を手掛けています。
二つ目の事業セグメントはレジャー事業で、ゴルフ練習場の運営を行っています。この部門は、ロブエース株式会社がロブテックスから土地とゴルフ練習場設備を賃借し、その運営を担当しています。
ロブテックスグループは、これらの事業を通じて、製造業からレジャー産業まで幅広い分野で事業を展開しており、多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。金属製品事業では、高品質な工具とファスナーを提供し、レジャー事業では、ゴルフ練習場を通じてスポーツの楽しさを提供しています。これらの事業を通じて、ロブテックスグループは様々な顧客の要望に応えることを目指しています。
経営方針
ロブテックスは、その経営方針として、企業理念に基づき、関係者の満足と業績向上、コンプライアンスと社会環境への配慮を通じて企業価値の向上を目指しています。同社は、お客様の期待を超える商品・サービスの提供を通じて社会に貢献し、明るい未来を築くことを存在意義として掲げています。経営姿勢としては、全社員が社会に信頼され、大きな夢に挑戦し続けることを目標としています。
中期経営計画において、ロブテックスは「モノづくりのプロに応え、モノづくりの愉しさを育む」という経営ビジョンを掲げています。このビジョンの下、経営課題である「業務の整流化を徹底し、利益体質の強化を図る」ことを追求しています。また、経営スローガンとして「私たちは工具を通じ、あらゆるモノづくりの要求に応えるとともに、つくる愉しさを伝え広げる事で社会に貢献します」という方針を打ち出しており、これを浸透させることで経営目標の達成を目指しています。
組織構造の変更や営業部門の強化、新規販売ルートの最適化、海外営業部の新設などを通じて、市場や顧客の変化に迅速に対応し、販売増を目指しています。また、製造拠点の合理化や新規事業の検討、ファスナー関連商品の販売強化などにも取り組んでいます。
ロブテックスは、これらの戦略を通じて、お客様の期待を超えた感動を提供し、次世代を担う新たな価値を創造することで、モノづくりのプロに応えることを目指しています。さらに、DIYイベントへの参加や工作教室の開催などを通じて、モノづくりの愉しさを広め、文化を育んでいくことも重視しています。