コロナ【5909】 スタンダード(内国株式)

暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造・販売・施工、物流・サービス、不動産賃貸、ハウスクリーニング・リフォーム、損害保険代理店業務を展開。

コロナ【5909】 スタンダード(内国株式)

暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造・販売・施工、物流・サービス、不動産賃貸、ハウスクリーニング・リフォーム、損害保険代理店業務を展開。

事業内容

コロナは、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造、販売、施工を中心に展開している企業グループです。このグループは、コロナ本体と子会社12社、関連会社1社で構成されています。製品製造は、コロナを中心に、新井コロナ、今町コロナ、栃尾コロナが担当し、部品製造は栃尾コロナとコロナテクノが行っています。

販売面では、コロナのほか、大和興業、金辰商事を通じて製品が販売されており、不動産賃貸は主にコロナが、倉庫管理はコロナ物流と札幌コロナ物流が担当しています。サンライフエンジニアリングでは、製品販売のほか、管工事や電気工事のシステム設計、施工、メンテナンスサービスも提供しています。

アフターサービスは、コロナ、コロナサービス、関連会社のコロナセントラルサービスが行い、コロナリビングサービスは不動産賃貸のほか、ハウスクリーニング、リフォーム、メンテナンスサービスを提供しています。コロナファイナンスは、グループ内での火災保険契約などの損害保険代理店業務を手掛けています。

海外では、中東やヨーロッパなどへの販売を代理店を通じて行っており、グローバルな事業展開も進めています。これらの事業活動を通じて、コロナグループは幅広い製品とサービスを提供し、多様な顧客ニーズに応えています。

経営方針

コロナは、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造、販売、施工を手掛ける企業グループであり、社会や環境への貢献を企業理念として掲げています。同社は、快適で健康的な生活を提供することを目指し、環境にやさしい製品やサービスの開発に注力しています。また、誰もが安心して利用できる社会の実現に貢献することを企業ミッションとしています。

中期経営戦略として、同社は「2026ビジョン」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた利益ある成長経営と新規領域への挑戦を推進しています。このビジョンの下、脱炭素社会への貢献、快適の進化、利益体質への転換を重点領域としています。具体的には、ヒートポンプや電化事業の拡大、楽しい暮らしの提供に向けた事業領域の拡大、業務合理化による高コスト体質からの脱却を基本戦略として挙げています。

第9次中期経営計画(2022年度~2024年度)では、「変わる、そして挑む」をスローガンに掲げ、これらの戦略を具体化しています。経営指標としては、2024年度の連結売上高88,700百万円、連結経常利益2,000百万円、連結経常利益率2.3%を目標としています。

コロナは、これらの戦略を通じて、環境問題解決への貢献や日常生活の質の向上を目指し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。