事業内容
シンポは、無煙ロースター関連事業を主な事業として展開している企業です。同社とその連結子会社である神府貿易(上海)有限公司は、無煙ロースターの製造販売、附帯工事、メンテナンスサービス、アミ洗浄サービスを提供しています。無煙ロースターは、食材を美味しく焼き上げると同時に、煙や臭いを抑えた快適な環境を提供するシステム機器です。
シンポの無煙ロースターは、ダクト式とノンダクト式の2種類に大別されます。ダクト式無煙ロースターは、焼肉から発生する煙や臭いを吸気口から吸収し、床下のダクトを通じて屋外に排気します。一方、ノンダクト式無煙ロースターは、吸気口から煙や臭いを吸収し、内蔵されたファンと脱臭装置で処理した後、室内に排気します。
同社の無煙ロースター関連事業には、製品としてダクト式とノンダクト式の無煙ロースターが含まれます。また、部材品としてロストル、焼網、セラミック炭などが提供されています。さらに、無煙ロースターのトータルシステム設計と据付工事、焼肉店の内装工事も手がけています。
その他、シンポは焼肉店関連商品として、ロストルや焼網用の洗浄機などを販売しています。また、焼網の洗浄サービスも提供しており、これにより焼肉店の運営をサポートしています。これらのサービスを通じて、シンポは焼肉店の快適な環境作りに貢献しています。
経営方針
シンポは、無煙ロースター関連事業を中心に展開する企業で、顧客のニーズに応えることを経営の基本方針としています。同社は「お客様の幸せ」を追求し、社員や株主、取引先にも「幸せ」を提供することを目指しています。この理念に基づき、シンポは顧客の繁栄をサポートし、良質な商品とサービスを提供することに注力しています。
シンポは、売上高営業利益率15%を目標に掲げ、利益重視の経営を推進しています。売上拡大を図ると同時に、付加価値の高い製品の開発に力を入れ、顧客満足度の向上を目指しています。これにより、競争力を高め、持続的な成長を実現しようとしています。
焼肉業界は、牛肉価格の高騰や人手不足による人件費の上昇といった課題に直面しています。シンポは、独自の提案力を活かし、顧客に役立つ製品・サービスを提供することで差別化を図っています。顧客と共に繁盛店を作り上げることを目指し、厳しい経営環境に対応しています。
シンポは、無煙ロースターの製造販売やメンテナンスサービスを通じて、焼肉店の快適な環境作りに貢献しています。ダクト式とノンダクト式の無煙ロースターを提供し、焼肉店の運営をサポートすることで、顧客のニーズに応え続けています。