リョービ【5851】 プライム(内国株式)

ダイカスト製品やアルミニウム鋳物の製造・販売を行うダイカスト事業、ドアクローザやヒンジを扱う住建機器事業、オフセット印刷機を提供する印刷機器事業。

リョービ【5851】 プライム(内国株式)

ダイカスト製品やアルミニウム鋳物の製造・販売を行うダイカスト事業、ドアクローザやヒンジを扱う住建機器事業、オフセット印刷機を提供する印刷機器事業。

事業内容

リョービは、ダイカスト製品、建築用品、印刷機器の製造・販売を主な事業としています。これらの事業は、ダイカスト事業、住建機器事業、印刷機器事業の3つのセグメントに分かれています。

ダイカスト事業では、ダイカスト製品やアルミニウム鋳物を提供しています。このセグメントには、リョービミラサカやリョービミツギなどの子会社が含まれ、国内外で幅広く展開しています。

住建機器事業では、ドアクローザやヒンジ、建築金物などを製造・販売しています。主要な子会社としては、利優比建筑科技(大連)有限公司があり、建築関連の製品を提供しています。

印刷機器事業では、オフセット印刷機や印刷周辺機器を手がけています。このセグメントには、リョービMHIグラフィックテクノロジーが含まれ、印刷業界向けの製品を提供しています。

また、リョービは保険代理業やゴルフ場経営も行っており、旭産業やリョービ開発といった子会社がこれらの事業を担当しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

リョービは、持続的な成長を目指し、技術革新と社会的責任を重視した経営戦略を推進しています。企業理念として「技術と信頼と挑戦で、健全で活力にみちた企業を築く」を掲げ、独創的で高品質な製品やサービスを提供することで、社会にとってかけがえのない存在を目指しています。

中期経営計画(2025年から2027年)では、3つの基本方針を掲げています。まず、事業面では市場でのプレゼンス向上を目指し、収益性、効率性、成長力の強化に取り組んでいます。次に、組織面では安全で働きやすい職場環境の構築を重視し、多様な人材の活躍を推進しています。

環境・社会面では、環境負荷の低減や持続可能なサプライチェーンの共創を進めています。特に、ダイカスト事業では、グローバルな自動車部品サプライヤーとしての地位を強化し、超大型ダイカスト技術の開発に注力しています。住建機器事業では、国内市場でのシェア拡大を目指し、施工性や快適性を追求した商品開発を進めています。

印刷機器事業では、高付加価値印刷の需要に応えるため、独創的な技術を活用し、グローバルに高品質な印刷機を提供しています。これらの取り組みを通じて、リョービは競争力と収益力の向上を図り、持続可能な社会の実現に貢献しています。