事業内容
オーナンバは、電線・ケーブル、ワイヤーハーネス、新エネルギー関連製品、ハーネス加工用機械・部品の製造販売を行っています。同社は、国内外の子会社や関連会社を通じて、これらの製品を製造し、販売しています。
具体的には、オーナンバとその連結子会社であるアスレ電器株式会社、O&S CALIFORNIA, INC.、CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.、欧南芭(上海)貿易有限公司、鈞星精密部件有限公司が製品の加工を委託し、仕入れた製品を顧客に販売しています。
また、販売と製造の機能を持つ国内外の連結子会社や持分法適用関連会社は、自社で製造した製品や海外子会社から仕入れた製品を国内外の顧客に販売しています。これにより、オーナンバはグローバルな市場での競争力を維持しています。
なお、オーナンバの連結子会社であった恵州市鈞星工貿有限公司は、2024年6月4日に清算が完了しました。このように、オーナンバは事業の効率化と最適化を進めています。
経営方針
オーナンバは、革新と特徴ある価値の創造を通じて世界に貢献することを経営理念としています。同社は、電線やワイヤーハーネス、新エネルギー関連製品の製造販売を行い、グローバルな市場での競争力を維持しています。特に、太陽光発電配線ユニットや監視システムなどの新エネルギー関連製品に注力しています。
中期経営計画「PROGRESS 2026」に基づき、オーナンバは「グローバルな総合配線システムメーカー」の実現を目指しています。この計画では、成長戦略、生産戦略、経営基盤強化、資本コストを意識した経営を推進し、事業構造の変革を図っています。特に、脱炭素社会の実現に貢献する取り組みを強化しています。
オーナンバは、国内外の生産拠点を強化し、「グローバル同一品質」を実現することを目指しています。また、グローバルでの情報基盤構築や社内DXの推進、グローバル人材の育成にも注力しています。これにより、品質を売りにできる企業としての地位を確立しようとしています。
資本コストを意識した経営では、事業成長と収益性向上を図り、株主還元の強化やIR活動の充実を進めています。これにより、ステークホルダーへの利益還元を重視し、企業の成長を目指しています。オーナンバは、総額51億円の設備投資と20億円の研究開発投資を計画しています。