事業内容
アップガレージグループは、カー&バイク用品のリユース(中古品の買取・販売)と流通卸売業を主軸に展開しています。リユース業態では、直営店舗、フランチャイズ店舗、そしてECサイト「Croooober.com」を通じて、中古のカー&バイク用品の買取と販売を行っており、全国44都道府県に店舗を構えています。流通卸売業態では、子会社のネクサスジャパンが新品カー&バイク用品の卸売を手掛け、受発注プラットフォームを介したサプライチェーンの効率化を図っています。
同社グループは、リユース業態において、中古商品に保証を付けるなどの新たな取り組みを行い、顧客からの好評を得ています。また、商品の修理・メンテナンスを行い、オークション等の個人間売買と差別化を図っています。店舗展開とECサイトの活用により、ユーザーに多様なチャネルからのアクセスを提供しています。
流通卸売業態では、新品カー&バイク用品の卸売に加え、受発注プラットフォームを通じたサプライチェーンの効率化を目指しています。これにより、導入企業の利便性向上や効率化を図っています。
2023年4月1日には、アップガレージ及びネクサスジャパンの両社を吸収合併し、商号をアップガレージグループに変更しています。これにより、同社グループはさらなる事業の拡大と効率化を目指しています。
経営方針
アップガレージグループは、自動車関連事業における持続的な成長を目指し、リユース業態と流通卸売業態を中心に、革新的な取り組みを推進しています。経営理念「マーケットを広げて、楽しさを伝える」のもと、顧客一人ひとりの体験価値を創出し、企業価値の向上を図っています。
リユース業態では、「アップガレージ」ブランドを通じて、中古カー&バイク用品の販売を行い、「豊かなカー&バイクライフを世界中の人々に提供する」ことを目標に掲げています。また、流通卸売業態の「ネクサスジャパン」では、「欲しいが見つかる」をブランドビジョンとして、タイヤ&カー用品の流通を担っています。
同社グループは、中長期的な成長戦略として、リユース業態におけるEC販売の拡充と直営店舗数の拡大を進め、営業利益の安定確保を目指しています。EC販売では、「Croooober.com」の認知度向上と商品拡充を図り、流通卸売業態では、受発注プラットフォーム「ネクスリンク」を通じた加盟企業の拡大と、特に「タイヤ流通センター」加盟店の積極的な誘致を行っています。
販売戦略では、EC販売の海外拠点及び越境ECでの海外販売強化、カー用品の企画開発を進めるとともに、店舗戦略としては、国内店舗の定期的な出店とフランチャイズ加盟店での出店を進め、広告戦略では、連結売上高の4~5%を目途に宣伝活動を行っています。
これらの戦略を通じて、アップガレージグループは、リユース市場の拡大と自動車用品に関連した業界の活性化を目指し、事業の持続的な成長を追求しています。