GMOフィナンシャルゲート【4051】 グロース(内国株式)

GMO-FG and subsidiaries offer cashless payment services for businesses.

GMOフィナンシャルゲート【4051】 グロース(内国株式)

GMO-FG and subsidiaries offer cashless payment services for businesses.

事業内容

GMOフィナンシャルゲートは、キャッシュレス決済市場において対面決済サービスを展開しています。同社は、GMOカードシステム株式会社とGMOデータ株式会社を含むグループ企業として、決済処理サービスと決済代行サービスを提供しています。これにより、電子商取引事業者を対象とした非対面決済サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結子会社として機能しています。

GMOフィナンシャルゲートの決済処理サービスは、決済端末の販売や決済情報処理センター接続サービス、売上情報処理サービス、ヘルプデスクサービス、印字用ロール紙販売、モバイル決済端末に関わる通信サービス、決済アプリケーションの提供など、多岐にわたります。これにより、加盟店に対して包括的な決済ソリューションを提供しています。

決済代行サービスでは、包括加盟代理サービスと加盟店取次サービスを提供しています。これにより、加盟店の売上代金から直接手数料を差し引く形で収益を得ています。また、加盟店の売上金額に応じて決済事業者から入金される手数料も収益源となっています。GMOカードシステム株式会社は、特に決済代行サービスを提供しています。

GMOフィナンシャルゲートの売上は、イニシャル、ストック、フィー、スプレッドの4つに区分されています。イニシャルは決済端末の販売や初期登録料など、ストックは月額固定売上や通信料、フィーは決済処理件数に応じた処理料、スプレッドは決済処理金額に応じた手数料です。これらの要素が相互に連携し、同社の売上を構成しています。

特集記事

経営方針

GMOフィナンシャルゲートは、キャッシュレス決済市場での成長を目指し、次世代マルチ決済端末の拡販を推進しています。これにより、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など多様な決済手段を一台で提供し、訪日外国人のニーズにも対応しています。また、AndroidやiOS上での決済アプリケーション開発を進め、利便性を高めています。

同社は、QRコード決済やポイントアライアンスの強化にも注力しています。ポイントサービス事業者やプリペイドカードサービス事業者との提携を進め、決済端末の付加価値を高めるとともに、加盟店の拡大を図っています。金融機関とのアライアンスも進め、独自のQRコード決済やウォレット決済アプリケーションを提供しています。

さらに、GMOフィナンシャルゲートは決済センター機能の拡充を図り、取引照会WEBサービスを強化しています。ネットワークセキュリティを強化し、大手加盟店のPOS機能との連携をセキュアに提供することで、インバウンド需要の獲得を目指しています。また、EC決済事業との融合を進め、O2Oやオムニチャネル展開に寄与するサービスを拡充しています。

同社は、IoTマネタイズサービスの提供にも力を入れています。無人販売機やセルフレジなどにキャッシュレス決済を導入し、効率的な商品補充を実現するデータ還元サービスを展開しています。これにより、省人化の需要に応え、クレジットカード業界における新たな市場を開拓しています。

GMOフィナンシャルゲートは、FinTech/マネーサービスの提供を通じて、加盟店のキャッシュ・フロー改善を支援しています。早払いサービスやレンディング、ファクタリングなどのマネーサービスを拡充し、加盟店とのwin-winの関係を強化しています。また、GMOインターネットグループとのシナジーを活かし、さらなる成長を目指しています。