サイバーセキュリティクラウド【4493】 グロース(内国株式)

AIとビッグデータを駆使したサイバーセキュリティ対策、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」、WAFルール自動運用「WafCharm」、脆弱性管理ツール「SIDfm」提供。

サイバーセキュリティクラウド【4493】 グロース(内国株式)

AIとビッグデータを駆使したサイバーセキュリティ対策、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」、WAFルール自動運用「WafCharm」、脆弱性管理ツール「SIDfm」提供。

事業内容

サイバーセキュリティクラウドは、AIを活用したサイバーセキュリティ事業を展開しています。同社は、社内セキュリティとWebセキュリティの2つの領域におけるサービスを提供しており、特にWebセキュリティに注力しています。その主力製品には、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」があり、これはWebアプリケーションに対するサイバー攻撃を検知・遮断・可視化するサービスです。AIを用いて、従来のシグネチャでは発見できなかった攻撃や誤検知を発見する技術を持っています。

また、同社はパブリッククラウドのWAFルール自動運用サービス「WafCharm」を提供しており、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudの3つのクラウドプラットフォームで利用可能です。このサービスは、WAFのルールをAIとビッグデータを用いて自動運用し、新たな脆弱性への対応も自動でアップデートします。

さらに、AWS WAF Managed Rulesの提供も行っており、これはセキュリティ専門のベンダーが作成する厳選されたセキュリティルールセットです。同社の米国子会社を通じてAWS Marketplaceで提供されています。

脆弱性管理ツール「SIDfm」は、20年以上にわたり多くの顧客の脆弱性管理基盤として活用されており、脆弱性専門アナリストが日々の脆弱性を調査し、情報を提供しています。

最後に、脆弱性診断サービスでは、Webアプリケーション脆弱性診断、プラットフォーム診断、サーバー構成診断を提供し、長年の経験を持つシニアセキュリティエンジニアによる深い診断を行っています。これらのサービスを通じて、サイバーセキュリティクラウドは顧客のWeb環境を保護し、安全なサイバー空間の創造に貢献しています。

特集記事

経営方針

サイバーセキュリティクラウドは、AIを駆使したサイバーセキュリティサービスを提供する企業であり、その成長戦略は技術革新とグローバル展開に重点を置いています。同社は、2025年に向けて売上高50億円、営業利益10億円という財務目標を掲げ、新規顧客の獲得と解約率の低減を通じて持続的な成長を目指しています。技術の進化と新型コロナウイルス感染症の拡大によるオンライン化の加速は、サイバー攻撃の増加を招いており、これに対抗するため、同社はサイバーセキュリティ技術のグローバル展開、ユーザーの声を反映した製品開発、そしてAI技術を用いた新たな製品の創出に力を入れています。

また、サイバーセキュリティ分野における研究開発にも注力しており、攻撃手法の研究やコア技術の開発、大量のデータをAIで分析することで新たな顧客課題の発見に繋げています。これらの技術革新は、多層防御戦略の実行と最新の攻撃手法への迅速な対応を可能にし、サイバーセキュリティクラウドの製品をサブスクリプションモデルで提供することで、顧客の利便性向上にも貢献しています。

人材の確保と育成にも力を入れており、技術者を中心に優秀な人材を集め、能力を最大限発揮できる体制を構築しています。さらに、サービスの認知度向上と新規ユーザーの獲得、セキュリティ対策の認知向上にも取り組んでおり、これらの戦略を通じて、サイバーセキュリティクラウドは安心安全に使えるサイバー空間の創造を目指しています。