住友ゴム工業【5110】 プライム(内国株式)

タイヤ、スポーツ、産業品他の事業セグメントを持ち、タイヤ・チューブやスポーツ用品、高機能ゴム製品などを展開。

住友ゴム工業【5110】 プライム(内国株式)

タイヤ、スポーツ、産業品他の事業セグメントを持ち、タイヤ・チューブやスポーツ用品、高機能ゴム製品などを展開。

事業内容

住友ゴム工業は、タイヤ事業、スポーツ事業、産業品他事業の3つの主要な事業セグメントを展開しています。これらの事業は、国内外で幅広い製品とサービスを提供しています。

タイヤ事業では、自動車用、建設車両用、産業車両用、レース・ラリー用、モーターサイクル用のタイヤやチューブを製造・販売しています。また、オートモーティブ事業として、パンク応急修理剤や空気圧警報装置なども手がけています。

スポーツ事業では、ゴルフクラブやゴルフボール、テニス用品などのスポーツ用品を製造・販売しています。さらに、ゴルフトーナメントの運営やゴルフスクール、テニススクールの運営も行っています。

産業品他事業では、高機能ゴム製品や生活用品、インフラ関連製品を提供しています。具体的には、制振ダンパーや医療用ゴム、炊事・作業用手袋、防舷材などが含まれます。

住友ゴム工業は、これらの事業を通じて、国内外の市場で多様なニーズに応えています。各事業は、製造から販売まで一貫した体制を整え、品質と信頼性を重視した製品を提供しています。

経営方針

住友ゴム工業は、2023年に始動した中期計画に基づき、構造改革と成長事業の基盤づくりを進めています。特に、米国「Goodyear」社から「ダンロップ」商標権を取得し、グローバル展開を強化しています。2025年をターニングポイントとし、長期経営戦略「R.I.S.E. 2035」を策定し、未来の環境変化を見据えた道筋を明確にしています。

「R.I.S.E. 2035」では、ゴムを起点とした価値創造プロセスとブランド創造力を強みに、新たな体験価値を提供し続けることを目指しています。成長促進ドライバーとして「ゴム起点のイノベーション創出」「ブランド経営強化」「変化に強い経営基盤構築」を掲げ、2035年までに持続可能な事業体質を実現する計画です。

住友ゴム工業は、2027年までにタイヤのプレミアム化を進め、2030年までに既存事業で確固たるポジションを築くことを目指しています。2035年には、イノベーティブな商品・サービスを継続的に創出し、成長事業の拡大を通じたポートフォリオ変革を図ります。これにより、企業の経済的価値と社会的価値の向上を目指しています。

サステナビリティ経営も重視しており、サステナビリティ推進委員会を設置し、外部ステークホルダーとの対話を進めています。2024年にはマテリアリティの見直しを行い、社会課題の解決に向けた価値創造活動を推進しています。これにより、持続可能な未来を目指しています。