事業内容
資生堂は、化粧品、化粧用具、美容食品、医薬品の販売を主な事業としています。さらに、これらの事業に関連する研究やその他のサービスも展開しています。資生堂グループは、71の子会社と3つの関連会社で構成されています。
日本事業では、化粧品や化粧用具の販売を行う化粧品事業と、一般用医薬品を扱うヘルスケア事業を展開しています。主要な会社には、資生堂ジャパンや資生堂美容室などがあります。
中国事業では、化粧品や化粧用具の製造・販売を行っています。資生堂(中国)投資有限公司や資生堂麗源化粧品有限公司が主要な会社です。
アジアパシフィック事業では、化粧品や化粧用具の製造・販売を行っています。資生堂アジアパシフィックPte. Ltd.や台湾資生堂股份有限公司が主要な会社です。
米州事業では、化粧品や化粧用具の製造・販売を行っています。資生堂アメリカズCorp.や資生堂アメリカInc.が主要な会社です。
欧州事業では、化粧品や化粧用具の製造・販売を行っています。資生堂ヨーロッパS.A.や資生堂インターナショナルフランスS.A.S.が主要な会社です。
トラベルリテール事業では、化粧品や化粧用具の販売を行っています。資生堂トラベルリテールアジアパシフィックPte. Ltd.が主要な会社です。
その他の事業には、化粧品や化粧用具の販売、美容食品の販売、生産事業、飲食業などがあります。ザ・ギンザやイプサ、資生堂パーラーが主要な会社です。
特集記事

「資生堂」3Q決算:中国底堅い、アメリカ事業立て直しのためスタートアップ買収

営業利益率が軒並み2倍以上に!?資生堂・コーセー・花王を中心に見る化粧品業界まとめ

2年で営業利益率が2倍に改善した「資生堂」

【2016年12月期】資生堂の業績
経営方針
資生堂は、2023年に「SHIFT 2025 and Beyond」という中期経営戦略を策定しました。この戦略は、2023年から2025年までの3年間を中心に、ブランド、イノベーション、人財の3つの重点領域への投資を強化し、中長期的な成長を目指しています。
さらに、2024年には「アクションプラン 2025-2026」を策定し、急激な外部環境の変化に対応するための構造改革を加速させるフェーズに入ります。このプランでは、収益性の改善と持続的成長の基盤再構築を目指しています。
「アクションプラン 2025-2026」では、ブランド力の基盤強化、高収益構造の確立、事業マネジメントの高度化を最優先課題とし、具体的な施策を設定しています。これにより、変化の激しい市場でも安定的な利益拡大を実現することを目指しています。