積水ハウス【1928】 プライム(内国株式)

戸建住宅の設計・施工・販売を行う積水ハウス㈱を中心に、賃貸住宅管理やリフォーム、都市再開発、国際事業など多岐にわたる事業を展開。

積水ハウス【1928】 プライム(内国株式)

戸建住宅の設計・施工・販売を行う積水ハウス㈱を中心に、賃貸住宅管理やリフォーム、都市再開発、国際事業など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

積水ハウスは、多様な事業セグメントを持つ企業で、主に住宅関連の事業を展開しています。まず、戸建住宅事業では、住宅の設計、施工、販売を行っています。主要な関連会社には積水ハウス株式会社や積水ハウス建設グループがあります。

賃貸・事業用建物事業では、賃貸住宅や事業用建物の設計、施工、販売を手がけています。積水ハウス株式会社と積水ハウス建設グループがこの分野で主要な役割を果たしています。

建築・土木事業では、事業用建物や土木工事の設計、施工を行っています。鴻池組グループがこの分野での主要な関連会社です。

賃貸住宅管理事業では、賃貸住宅の借上や管理業務を行っています。積水ハウス不動産グループがこの事業を担っています。

リフォーム事業では、戸建住宅や賃貸住宅のリフォームを行っています。積水ハウスリフォーム株式会社や積水ハウス不動産グループが主要な関連会社です。

開発事業は、仲介・不動産事業、マンション事業、都市再開発事業の3つに分かれています。住宅用地や既存住宅の仲介、分譲マンションの開発、オフィスビルやホテルの開発を行っています。

国際事業では、海外での戸建住宅の販売や宅地の造成開発、分譲マンションの開発を行っています。SEKISUI HOUSE US HOLDINGS, LLCなどが主要な関連会社です。

その他の事業セグメントでは、不動産管理業や損害保険代理店業などを行っています。これらの多様な事業を通じて、積水ハウスは幅広い住宅関連サービスを提供しています。

経営方針

積水ハウスは、2050年に向けた成長戦略として「わが家を世界一幸せな場所にする」というグローバルビジョンを掲げています。このビジョンのもと、同社は「ハード・ソフト・サービスの融合」、「積水ハウステクノロジーのデファクトスタンダード化」、「ESG経営のリーディングカンパニー化」の3つのサブビジョンを推進しています。

同社の第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)では、「国内の安定成長」と「海外の積極的成長」を基本方針としています。国内では、戸建住宅ブランドの強化や高付加価値物件の供給を通じて、安定した成長を目指しています。また、海外では、日本で培った技術を活用し、積極的な事業展開を進めています。

積水ハウスは、技術力や施工力、顧客基盤を活かし、既存事業の深化と拡張を図っています。さらに、デジタル技術の活用や新規事業の開拓を通じて、事業領域の拡大を目指しています。特に、IoTやDXを活用した新しいライフスタイルの提案に注力しています。

財務面では、資本効率を意識した成長投資と財務健全性のバランスを重視しています。MDC社の買収を通じてキャッシュ・フローを強化し、成長戦略を支える財務基盤の強化を図っています。また、株主還元の安定性向上を目指し、配当性向を40%以上とする方針を掲げています。

積水ハウスは、国内外での不動産投資や人財、IT・DX、研究開発、M&Aなどへの成長基盤投資を積極的に実施しています。これにより、企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指しています。