GMOアドパートナーズ【4784】 スタンダード(内国株式)

エージェンシー事業とメディア・アドテク事業を展開、デジタルマーケティングの全域をカバー。

GMOアドパートナーズ【4784】 スタンダード(内国株式)

エージェンシー事業とメディア・アドテク事業を展開、デジタルマーケティングの全域をカバー。

事業内容

GMOアドパートナーズグループは、GMOアドパートナーズを中心に、連結子会社5社(GMOアドマーケティング株式会社、GMO NIKKO株式会社、GMOインサイト株式会社、GMOソリューションパートナー株式会社等)と親会社(GMOインターネットグループ株式会社、GMOアドホールディングス株式会社)から成り立っています。同社グループは主にエージェンシー事業とメディア・アドテク事業を展開しています。

エージェンシー事業では、広告の企画・制作から配信、効果測定までを一手に担い、クライアントのマーケティング活動を支援しています。一方、メディア・アドテク事業では、デジタル広告の配信技術やデータ分析技術を駆使し、広告主とメディアの最適なマッチングを図るサービスを提供しています。

また、GMOアドパートナーズは特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断しています。これは、同社の透明性と公正性を保つための措置の一つです。

2024年1月1日付で、GMO NIKKO株式会社とGMOアドマーケティング株式会社は吸収合併を行い、GMO NIKKO株式会社が存続会社となり、GMOアドマーケティング株式会社が消滅会社となる予定です。この合併により、同社グループのサービス提供能力のさらなる強化が期待されます。

経営方針

GMOアドパートナーズは、インターネット広告市場の拡大とその多様化に対応するため、事業基盤の確立と企業体制の強化を重点課題としています。同社は、GMOインターネットグループの一員として、インターネット広告事業でのナンバーワンを目指し、全てのステークホルダーと協力しながら新しいサービスの創出と社会への価値提供をミッションとして掲げています。

市場環境としては、インターネット広告市場が好調に推移し続ける一方で、アドフラウドや広告品質、プライバシー保護などの課題に直面しています。また、競争環境は激化しており、特に生成AIの登場による広告の機械化・自動化が進んでいます。これらの環境変化に対応するため、GMOアドパートナーズは、自社商品・サービスの開発強化、提案力と運用力の強化、優秀な人材の獲得と育成、内部統制の拡充、外的環境変化への対応と社内環境の整備を経営課題として挙げています。

具体的な成長戦略として、高粗利・高付加価値の自社グループ商材の販売拡大、内部管理体制の一層の強化、オペレーションの効率化による業務効率化を推進し、収益体質の改善を図っています。さらに、高度人財の採用と内部人材の教育・育成により、「稼ぐ力」の増大にも取り組んでいます。

これらの取り組みを通じて、GMOアドパートナーズは、インターネット広告市場における競争優位性の確保と独自の付加価値の追求を目指しています。同社グループは、エージェンシー事業とメディア・アドテク事業を展開し、広告の企画・制作から配信、効果測定、デジタル広告の配信技術やデータ分析技術を駆使したサービス提供を行っており、今後も市場トレンドに即した柔軟な戦略による収益の最大化を目指しています。