事業内容
Amaziaは、マンガアプリ事業とITソリューション事業の2つの事業セグメントを展開しています。マンガアプリ事業では、フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」や「マンガトート」の企画・運営を行っています。また、Web電子書籍サービス「マンガBANGブックス」の運営や、マンガ制作を手がけています。
マンガアプリ事業では、Amaziaが「マンガBANG!」を通じて、話課金と広告収益モデルを採用しています。ユーザーは無料でマンガを読むことができ、課金する場合も少額で済むため、多くのユーザーを獲得しています。また、海外版「MANGA BANG!」も展開し、WEBTOON配信を行っています。
ITソリューション事業では、Amazia LinkがSES(システムエンジニアリングサービス)事業やSEOメディア事業を展開しています。また、ウィズマイメディカルはオンライン診療支援事業を準備中です。これらの事業は、成長戦略の一環として新規事業の創出を目指しています。
特集記事
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経営方針
Amaziaは、成長戦略として市場開拓と多角化を掲げています。電子書籍市場の拡大を背景に、Web電子書籍市場への本格参入やマンガアプリの海外展開を推進しています。また、新規事業の創出にも注力し、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
同社は、マンガアプリ「マンガBANG!」の差別化を図り、オリジナル作品の制作や出版社との信頼関係を深化させることで、競争優位性を確立しようとしています。さらに、Web版「マンガBANG!」を「マンガBANGブックス」にリニューアルし、価格優位性と利便性を強化しています。
海外展開においては、日本のマンガを世界のスマートフォンアプリ市場に迅速に展開することを重視しています。海外向けマンガアプリ「MANGA BANG!」に広告収益モデルを追加し、収益化を目指していますが、収益化には時間を要する見込みです。
ITソリューション事業では、Amazia LinkがSES事業やSEOメディア事業を展開し、ウィズマイメディカルがオンライン診療支援サービスを準備中です。これにより、単一事業への依存を減らし、将来の事業環境の変化に対応できるビジネスポートフォリオを構築しています。
Amaziaは、M&Aを活用して新規事業やマンガアプリ事業の拡大を図る方針です。投資効果やシナジーを考慮し、積極的に取り組んでいます。また、優秀な人材の確保と育成を重視し、エンジニアや編集者の採用を強化しています。
組織体制の強化にも注力し、少人数単位のチーム制を採用することで、意思決定の質とスピードを向上させています。さらに、内部統制やコンプライアンス体制の充実を図り、持続可能な成長を支える基盤を整えています。