事業内容
沿革・企業概要
Eventbrite, Inc.(イベントブライト)は、米国カリフォルニア州に本社を置く、イベント管理・チケット販売サイト『Eventbrite』を運営する企業。2006年に設立され、サンフランシスコに本社を置くEventbrite, Inc.は、2012年にイギリスに初の国際オフィスを開設し、現在はナッシュビル、ロンドン、コーク、アムステルダム、ダブリン、ベルリン、メルボルン、メンドーサ、マドリード、サンパウロなど、様々な国・地域で事業を展開している。
Eventbrite, Inc.は、ライブ体験を通して世界を一つにすることをミッションとする会社である。Eventbrite, Inc.は、ライブ体験は人と人を結びつけたいという人間の欲求を満たすための基本的なものであると考えており、ライブ体験を通じて情熱や芸術性を共有するために他の人を集めているクリエイターにサービスを提供することで彼らの成功を支援している。
Eventbrite, Inc.は、クリエイターがライブ体験の作成に伴う課題を解決できるよう、強力で幅広い技術プラットフォームを構築してきた。Eventbrite, Inc.のプラットフォームには、ライブイベントの企画、プロモーション、制作に必要なコンポーネントがシームレスに統合されているため、クリエイターはコストを削減し、リーチを増やし、チケット販売を促進することができる。
製品・サービスの強み
Eventbrite, Inc.のプラットフォームは、モジュール式で拡張性の高い設計となっており、クリエイターの複雑なニーズに対応していることが特徴である。『Eventbrite.com』、『モバイルアプリ』、その他のウェブサイトからこのプラットフォームにアクセスすることができる。このモジュール性によって、製品の開発が容易になり、サードパーティの開発者は、Eventbriteの機能や機能を自社の環境に統合することができる。また、Eventbrite, Inc.のプラットフォームを活用するこで、開発者は『Salesforce』、『Facebook』、『HubSpot』などのサードパーティパートナーのサービスとシームレスに統合することもできる。
一貫した信頼性の高いパフォーマンスを実現し、需要の高いオンセールスに伴うトラフィックやトランザクション量の急増と、毎年何百万ものイベントをサポートすることに伴う負荷の両方に対応できるよう、Eventbrite, Inc.のプラットフォームを設計していることが最大の強みである。このアプローチにより、基本的な登録・発券からフル機能のイベント管理プラットフォームまで、すべてをクリエイターのニーズに合わせて提供することができている。このようなプラットフォームアプローチにより、Eventbrite, Inc.は強力なビジネスモデルを開拓し、多くのクリエイターに効率的にサービスを提供することが可能としてきた。
クリエイターは、参加者としての経験、他のクリエイターからの口コミ、検索エンジンの検索結果、無料イベントやコンテンツライブラリーを利用してプラットフォームを試すことができるなど、さまざまな手段でEventbrite, Inc.プラットフォームに魅力を感じて利用してきた。2019年にEventbrite, Inc.のプラットフォームを利用したクリエイターの98%以上が自らEventbriteと契約し、2019年にはこれらのクリエイターから純収益の51%を得ている。
さらに、Eventbrite, Inc.ではこのモデルを、特定のカテゴリーや国でイベントを開催しているクリエイターの獲得に焦点を当て、ターゲットを絞ってセールスチームによって強化している。
ビジネスモデル
Eventbrite, Inc.のビジネスモデルはシンプルであり、参加者がイベントの有料チケットを購入した場合、チケットごとにクリエイターに課金するというものである。クリエイターが成功することでEventbrite, Inc.も成功することになる。クリエイターがより多くのイベントを企画、プロモーション、プロデュースし、出席者を増やしていく中で、Eventbrite, Inc.もクリエイターと共に成長していく。94万9,000人以上のEventbrite, Inc.のサービスを利用したクリエイターが180カ国以上の国々で合計470万人の動員に成功しており、約3億枚の無料・有料チケットを発行するのを支援してきた。