CAC Holdings【4725】 プライム(内国株式)

国内IT事業ではシステム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスを、海外IT事業ではシステム構築サービス、システム運用管理サービス、保守サービスを提供。

CAC Holdings【4725】 プライム(内国株式)

国内IT事業ではシステム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスを、海外IT事業ではシステム構築サービス、システム運用管理サービス、保守サービスを提供。

事業内容

CAC Holdingsは、純粋持株会社として、国内外でIT関連の事業を展開しています。同社グループは、国内IT事業と海外IT事業の2つの主要セグメントに分かれており、これらは同社の事業区分と一致しています。

国内ITセグメントでは、システム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスなどを提供しています。これらのサービスは、(株)シーエーシー、(株)アークシステム、(株)CACオルビス、(株)CACマルハニチロシステムズなどの国内子会社を通じて行われています。

海外ITセグメントでは、システム構築サービス、システム運用管理サービス、保守サービスなどを提供しており、CAC AMERICA CORPORATION、CAC EUROPE LIMITED、希亜思(上海)信息技術有限公司、Inspirisys Solutions Limited、Mitrais Pte. Ltd.などの海外子会社がこれらのサービスを手掛けています。なお、海外IT事業の主な子会社であったCAC India Private Limitedは、現在清算手続き中です。

これらの事業を通じて、CAC Holdingsは国内外で幅広いITサービスを提供し、多様な顧客ニーズに応えています。

経営方針

CAC Holdingsは、先進のICTを駆使して新しい価値を創造し、グローバル市場での成長を目指しています。同社は、事業収益の継続的な拡大を通じて企業価値の向上を目標とし、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を主要な経営指標としています。2025年度の財務指標目標として、ROE、エクイティスプレッド、DOEを設定し、成長戦略を推進しています。

CAC Holdingsは、CAC Vision 2030を策定し、テクノロジーとアイデアで社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループを目指しています。このビジョンの実現に向け、2022年度から2025年度までのフェーズ1では、既存受託事業での安定収益の確保とデジタルプロダクト&サービス創造のための準備を行います。具体的には、「成長基盤の醸成」「高収益化」「コーポレート機能の見直し、発展」の3つの戦略に取り組んでいます。

「成長基盤の醸成」では、既存事業の成長と新規デジタルプロダクトやサービスの立ち上げを目指し、人材採用や事業投資の加速、M&A推進などに注力しています。「高収益化」戦略では、事業の整理や経営効率化を通じて営業利益の改善を図り、海外子会社の構造改革を推進しています。「コーポレート機能の見直し、発展」では、グループガバナンスの強化や組織風土改革に取り組んでいます。

また、サステナビリティ経営を推進し、社員が能力を最大限に発揮して成長することで、社会課題の解決や同社グループの成長につなげることを目指しています。2030年度には売上高800億円、営業利益120億円、営業利益率15%以上を目標としており、経営層はCAC Vision 2030の実現にコミットしています。